格闘家の武尊(31)が24日、都内で行われた『7代目タイガーマスクプロジェクト』記者発表会に参加。7代目タイガーマスクを襲名することを発表した。
タイガーマスクは、1981年に佐山聡が覆面レスラーとしてリングにあがって以降、6代にわたり多くのファンに親しまれてきた。佐山は現役時代からプロレスラーとしての活動はだけでなく、初代タイガーマスクとして養護施設・福祉施設の子どもたちへの寄付をはじめとした社会貢献活動を積極的に実施してきた。
引退後も活動を継続していたが、「未来ある子ども達への支援活動」をより普及していきたいという思いから、その気持ちを理解する格闘家にタイガーマスクを継承して欲しいと考えに。そして、2022年に「ラオス教育支援プロジェクト」の一環として学校への訪問や養護施設への寄付などの支援活動を行っている武尊と出会い、7代目タイガーマスクとしてタスキをつなぐこととなった。今後は「7代目タイガーマスクプロジェクト」として養護施設出身者の自立支援を中心とした、社会貢献活動を行っていく。
武尊は両親がプロレス好きだったことから、タイガーマスクの大ファンに。コーナーからのバク宙パフォーマンスはタイガーマスクのオマージュしていたことも明かされていた。会見で佐山は「礼儀正しく素晴らしい青年」と武尊を絶賛。
「タイガーマスクの慈善事業を継承してほしい。タイガーマスクの名前をつないでいってほしい」という思いが募ったそう。そんな言葉を受けた武尊は「7代目タイガーマスクを襲名しました武尊です」とあいさつしながら「強さに憧れて格闘技を始めた。その最初の強さの憧れはタイガーマスク。子どもたちに夢を与える慈善活動をされているタイガーマスクの姿に憧れを持っていた。強い人は優しい。プロレスと格闘技と競技は違うんですけど、僕も同じ気持ちで子どもたちに夢を与えられるようにと試合をしていた。今回、こうして7代目タイガーマスクを襲名させていただく。このタイガーマスクという名前を世界に広げて、たくさんの子どもたちにパワーを与えられるような選手でいたい。これからも頑張りたい」と力強く語った。
そして、黄金のマスクが佐山から贈られると武尊は「うれしい気持ちと身が引き締まる気持ちです」と語る。佐山は「マスク姿が最高にキレイ。そこにも素質があったんだなと思いました」と称えると、武尊は「うれしいです。幸せです」と頬が緩んでいた。
■武尊
日本の格闘家。鳥取県米子市出身。team VASILEUS所属。元K-1 WORLD GP スーパーフェザー級王者、元K-1 WORLD GP フェザー級王者、元K-1 WORLD GP スーパーバンタム級王者(※K-1 WORLD GP3階級制覇)、元Krush -58キロ王者。アグレッシブに攻め続ける攻撃的なファイトスタイルが持ち味。闘争本能むき出しのファイトで、KO勝利を連発する姿から『ナチュラル・ボーン・クラッシャー』の異名を持つ。
■佐山聡
日本のプロレスラー、格闘家。山口県下関市出身。1976年に新日本プロレスでプロレスラーとしてデビュー。1981年にタイガーマスクに扮した空中技を駆使したファイトスタイルで、初代タイガーマスクとして国民的な人気を集めた。引退後は1984年に総合格闘技団体「修斗」、2006年に「掣圏真陰流」、2022年には新武道「神巌流総術」を発表するなど、格闘家としてだけでなく武道家、思想家としても活動。また、養護施設や乳児院、児童自立支援施設への支援など初代タイガーマスクとして慈善活動を行っている。
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タイガーマスクは、1981年に佐山聡が覆面レスラーとしてリングにあがって以降、6代にわたり多くのファンに親しまれてきた。佐山は現役時代からプロレスラーとしての活動はだけでなく、初代タイガーマスクとして養護施設・福祉施設の子どもたちへの寄付をはじめとした社会貢献活動を積極的に実施してきた。
引退後も活動を継続していたが、「未来ある子ども達への支援活動」をより普及していきたいという思いから、その気持ちを理解する格闘家にタイガーマスクを継承して欲しいと考えに。そして、2022年に「ラオス教育支援プロジェクト」の一環として学校への訪問や養護施設への寄付などの支援活動を行っている武尊と出会い、7代目タイガーマスクとしてタスキをつなぐこととなった。今後は「7代目タイガーマスクプロジェクト」として養護施設出身者の自立支援を中心とした、社会貢献活動を行っていく。
武尊は両親がプロレス好きだったことから、タイガーマスクの大ファンに。コーナーからのバク宙パフォーマンスはタイガーマスクのオマージュしていたことも明かされていた。会見で佐山は「礼儀正しく素晴らしい青年」と武尊を絶賛。
「タイガーマスクの慈善事業を継承してほしい。タイガーマスクの名前をつないでいってほしい」という思いが募ったそう。そんな言葉を受けた武尊は「7代目タイガーマスクを襲名しました武尊です」とあいさつしながら「強さに憧れて格闘技を始めた。その最初の強さの憧れはタイガーマスク。子どもたちに夢を与える慈善活動をされているタイガーマスクの姿に憧れを持っていた。強い人は優しい。プロレスと格闘技と競技は違うんですけど、僕も同じ気持ちで子どもたちに夢を与えられるようにと試合をしていた。今回、こうして7代目タイガーマスクを襲名させていただく。このタイガーマスクという名前を世界に広げて、たくさんの子どもたちにパワーを与えられるような選手でいたい。これからも頑張りたい」と力強く語った。
そして、黄金のマスクが佐山から贈られると武尊は「うれしい気持ちと身が引き締まる気持ちです」と語る。佐山は「マスク姿が最高にキレイ。そこにも素質があったんだなと思いました」と称えると、武尊は「うれしいです。幸せです」と頬が緩んでいた。
■武尊
日本の格闘家。鳥取県米子市出身。team VASILEUS所属。元K-1 WORLD GP スーパーフェザー級王者、元K-1 WORLD GP フェザー級王者、元K-1 WORLD GP スーパーバンタム級王者(※K-1 WORLD GP3階級制覇)、元Krush -58キロ王者。アグレッシブに攻め続ける攻撃的なファイトスタイルが持ち味。闘争本能むき出しのファイトで、KO勝利を連発する姿から『ナチュラル・ボーン・クラッシャー』の異名を持つ。
■佐山聡
日本のプロレスラー、格闘家。山口県下関市出身。1976年に新日本プロレスでプロレスラーとしてデビュー。1981年にタイガーマスクに扮した空中技を駆使したファイトスタイルで、初代タイガーマスクとして国民的な人気を集めた。引退後は1984年に総合格闘技団体「修斗」、2006年に「掣圏真陰流」、2022年には新武道「神巌流総術」を発表するなど、格闘家としてだけでなく武道家、思想家としても活動。また、養護施設や乳児院、児童自立支援施設への支援など初代タイガーマスクとして慈善活動を行っている。
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2023/05/24