俳優の吉高由里子が主演を務める、2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』の題字が決定した。書家・根本知氏がしたためた。
紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
<書家・根本知氏>
『光る君へ』は、漢字とかな文字が交互に並ぶタイトルです。紫式部と藤原道長、両者の想いが入り混じり、それでいて互いに感化し合うような、そんな印象の題字を書きたいと思いました。日本書道の魅力の一つに「流れ」の美しさが挙げられます。文字だけでなく、文字と文字の間にも流れが感じられるよう何度も筆をとりました。ドラマでは、書道指導も担当します。平安時代の書に向き合える喜びとともに、身の引き締まる思いです。
<内田ゆきチーフ・プロデューサー>
『光る君へ』出演者への書道指導を根本知先生にお願いして、最初のレッスンの日。先生の手元から生まれる柔らかく瑞々しい墨跡。そして、さわやかに、それでいて情熱的に書を語る先生のことば。全く書道の知識がない私ですが、平安の人々にとって、どんなに文字が大切なものであったかに思いを馳せ、心のうちを表す手段というだけでなく、文字そのものが宝といっていい文化であり、連綿と私たちに伝わってくれたことへ感謝する気持ちになりました。
紫式部の『光る君へ』だからこそ、題字は絶対に毛筆でいきたいと思っていました。決め手は、もちろんまず根本先生の字の美しさ、優しさ、色気。加えて、手紙に書類に、和歌に漢詩に、日記に物語にと文字を書く人たちによって紡がれるこのドラマを、ご一緒にわくわくしながら作ってくださっている安心感でした。
題字を眺めると、自在に静や動があやつられて一つの世界を描くように、文字から文字へ、かろやかにつながっていきます。なかでも私が好きなのは「光」の最後の一画。このたおやかな曲線は根本先生にしかできない、と、見るたびに感じいって しまうのです。この題字が光を発して私たちの物語の拠り所をひとつ示してくれているようで、非常にうれしく有難く思っております。
紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
『光る君へ』は、漢字とかな文字が交互に並ぶタイトルです。紫式部と藤原道長、両者の想いが入り混じり、それでいて互いに感化し合うような、そんな印象の題字を書きたいと思いました。日本書道の魅力の一つに「流れ」の美しさが挙げられます。文字だけでなく、文字と文字の間にも流れが感じられるよう何度も筆をとりました。ドラマでは、書道指導も担当します。平安時代の書に向き合える喜びとともに、身の引き締まる思いです。
<内田ゆきチーフ・プロデューサー>
『光る君へ』出演者への書道指導を根本知先生にお願いして、最初のレッスンの日。先生の手元から生まれる柔らかく瑞々しい墨跡。そして、さわやかに、それでいて情熱的に書を語る先生のことば。全く書道の知識がない私ですが、平安の人々にとって、どんなに文字が大切なものであったかに思いを馳せ、心のうちを表す手段というだけでなく、文字そのものが宝といっていい文化であり、連綿と私たちに伝わってくれたことへ感謝する気持ちになりました。
紫式部の『光る君へ』だからこそ、題字は絶対に毛筆でいきたいと思っていました。決め手は、もちろんまず根本先生の字の美しさ、優しさ、色気。加えて、手紙に書類に、和歌に漢詩に、日記に物語にと文字を書く人たちによって紡がれるこのドラマを、ご一緒にわくわくしながら作ってくださっている安心感でした。
題字を眺めると、自在に静や動があやつられて一つの世界を描くように、文字から文字へ、かろやかにつながっていきます。なかでも私が好きなのは「光」の最後の一画。このたおやかな曲線は根本先生にしかできない、と、見るたびに感じいって しまうのです。この題字が光を発して私たちの物語の拠り所をひとつ示してくれているようで、非常にうれしく有難く思っております。
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2023/05/22