俳優・桐谷健太が主演を務める、テレビ朝日系新ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』（毎週木曜　後9：00）の第6話が、18日に放送される。放送に先立って場面写真と見どころが公開された。

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　同作は、2020年1月期に放送された『ケイジとケンジ　所轄と地検の24時』の主人公・仲井戸豪太を桐谷が3年ぶりに演じる。走り出したら止まらない元体育教師の異色“情熱系”刑事・豪太を中心に、“刑事”と“検事”、そして唯我独尊の判事（裁判官）も新たに参戦し、サスペンスとユーモアで大人のビターな群像劇を軽快に描く。

　第6話では、豪太ら「横浜みなとみらい署」強行犯係の面々が八方塞がりの状態に陥る。加害者も被害者も、なぜか目撃者まで全員そろって黙秘する凶悪暴行事件が発生したのだ。とりわけ、唯一の目撃者である中学生・松原未央（北里琉）は、なぜか警察を拒絶する態度を取り、謎の沈黙を続ける。

　さらに、今回は頑なに事件のことを話したがらない未央の心を溶かすべく強行犯係の刑事・原口奈々美（岡崎紗絵）が大活躍。奈々美は、強行犯係随一のあざとキャラで先輩刑事・岸本凛（長井短）からもツッコまれるほど、刑事らしからぬファッションと愛嬌のある性格で異彩を放ってきたが、6話では、あの奈々美がこれまでは想像もできない顔をのぞかせることになる。未央と真摯に向き合い、後半15分では刑事になった悲しき理由、そして刑事という職業に対する熱い信念を自ら打ち明ける。

　意外な展開を見せるのは、事件捜査だけではない。これまで進展しそうでしなかった登場人物たちの大人の恋模様にも、新たな動きがある。

　そのひとつが、第5話で強行犯係の新係長へと昇進した目黒元気（磯村勇斗）と、難攻不落の鉄壁判事・諸星美沙子（吉瀬美智子）の関係。2人きりで食事に行って以来、目黒はすっかり美沙子に心を奪われてしまった。何だかいい雰囲気を漂わせつつも、本格的な恋愛関係に発展することなかったが、2人の関係に、1歩前進の兆しが見える。2人はどんな大人のキュンシーンを見届けているのかも見どころとなっている。

　一方、美沙子の元カレである検事・二階堂俊介（北村有起哉）の新たな恋も、第2章へ突入する。豪太の妹である立会事務官・仲井戸みなみ（比嘉愛未）に一目惚れするも、まったく相手にされていなかった二階堂だが、よもやよもやの展開が訪れることに。妹思いの兄・豪太もついつい動揺してしまう新展開を迎える。