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清水崇監督、なにわ男子・西畑大吾の「慣れないわぁ〜」ぼやきを暴露 ガチで怖い“イマジョ”

 大阪・インテックス大阪で開催中のポップ・カルチャーイベント「大阪コミックコンベンション(大阪コミコン)2023」の2日目となる6日、大阪コミコン×DVD&動画配信でーたのスペシャル・ステージ「大阪“怖(こわ)”コン」が開催された。ステージには、ホラー映画『忌怪島/きかいじま』(6月16日公開)より出演者の生駒里奈川添野愛、そして清水崇監督が登壇し、映画の魅力を語った。

映画『忌怪島/きかいじま』(6月16日公開)より出演者の生駒里奈(中央)川添野愛(右)、清水崇監督(左)が登壇=「大阪コミコン2023」にて(C)2023 Osaka comic con All rights reserved.

映画『忌怪島/きかいじま』(6月16日公開)より出演者の生駒里奈(中央)川添野愛(右)、清水崇監督(左)が登壇=「大阪コミコン2023」にて(C)2023 Osaka comic con All rights reserved.

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 人気グループ・なにわ男子の西畑大吾が主演を務める同映画では、島という閉鎖空間を舞台に、VRの世界を表現。「VR」研究チーム“シンセカイ”に次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島…、現実と仮想という2つの空間で今までにない最強の恐怖が待ち受ける。

 同映画で“シンセカイ”のメンバーや観客を恐怖へと引きずり込むホラーアイコンが「イマジョ(演:祷キララ)」。川添が「最初から出来上がるまでずっと見ていたので、完成はただただ芸術作品として美しいと感じました」と話す一方、生駒は「キララちゃんが演じていて、特殊メイクだってわかってるんですけど、後ろにいると怖くて…!」と、告白。

 今月4日に東京都内で開催された『Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER』では、ランウェイにイマジョが現れる演出が話題になったが、清水監督は、西畑も撮影中からずっと「(イマジョに)慣れないわぁ〜、慣れないわぁ〜」とぼやいていたことを暴露。そのイベントにも参加していた生駒は「超リアルにできているので、私のヘアメイクさんがきゃあ!って驚いていて(笑)。効果は抜群だなあと思いました」と、イマジョのガチな“怖さ”を証言していた。

 同映画について生駒は「怖さというよりも、人間って何なんだろうなぁと。これから科学がもっと発達した中で人間は生きていくという点での怖さの描き方がすごかったです」と感想を述べた。川添は「私は今までホラー作品にあまり触れてこなかったんですが、ホラーなのにこんなに人間ドラマに心が震えるんだなぁと、ちゃんと怖いんだけど感動するという不思議な感覚になりました」と、本作の中にあるエモーショナルさを伝えた。

 実際に島という閉ざされた場所での撮影について、生駒は「出演が決まった途端に急に奄美大島(ロケ地)に行かされて、急な怖さがありました(笑)」と話すと、川添から「日焼けも、水も、虫も、生駒ちゃんの嫌いなものしかなかったよね(笑)」と会場の笑いを誘った。

 一方で川添は「私は広い場所にいくと細胞が燃えるタイプなので、私からするとごほうびのようなロケでした(笑)」と述べると、監督から「そういう人にはお風呂でちょっと良くないことが…」といじられ、清水組の仲の良さを垣間見せた。

 ホラー撮影での演技指導について聞かれた監督は「細かいお願いをする時もありますが、基本的には演者に感じた通りにやってみてとお願いすることの方が多いですね」と話すと、演じる側の2人も「シーンでの怖さレベルや気持ちの強さは、キャスト同士で話し合ってテストして監督にどうですか?と確認する感じでした」と撮影の裏側を話していた。

 また、映画にちなんで、ユタの血を引く占い師・龍我先生が清水監督の前世を占うことに。「南半球のパプアニューギニアあたりの原住民のリーダー」と「新潟あたりのめちゃくちゃイカつい戦国時代の武将」のどちらかの前世を呼び出すことができると言い、今回は“武将”を召喚することに。監督が「この映画が成功するかどうか聞いてもらえますか?」と質問すると、「なかなかの成果があげられる! 戦って突き進め!」と武将からのありがたい返事が授けられ、3人とも大喜びだった。

 イベントの最後に、川添は「まさかこの場に武将が現れるとは思わなかったですが…(笑)。ホラー好きでもそうじゃない人でもみんなが楽しめる作品になりました。映画の中に、監督がいろんな解釈ができる種が蒔いてありますので、見終わった後にみんなで話し合ってくれたらなと思います」とアピール。

 生駒は「私もホラーは見ないタイプだったんですが、この映画のおかげでホラー映画の面白さもちょっとずつ感じ始めて、ホラー見てみようかなと思うようになりました。この作品は特に人間って何なんだろうというメッセージがあるし、見終わった後怖さだけでなく、誰かを大切にしようと考えられる作品になってますので、ぜひ映画館で見ていただきたいです!」と力強く語った。

 最後に監督は「コロナで距離を取ったりリモートが発達して人間同士の絆がどうなっていくのか…と感じて、その感覚をホラー映画にも活かせたらと思って、VR、脳科学、そして古の絆というのをつなげたくてこの作品を作りました。デジタルをただただ怖がったり否定するのではなく、みなさんが見てくれてどう感じるかというのがテーマなので、ぜひ見てください!」と、映画に込めた思いを語っていた。

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  • 映画『忌怪島/きかいじま』(6月16日公開)(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会

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