俳優の田代万里生（39）が29日、KOSE新横浜スケートセンターでエンターテインメントショー「A NEW PROGRESS（新たなる前進）〜BROADWAY CLASSICS〜」にDaily Musical Starsとして出演した。終演後の囲み取材では、ミュージカルとフィギュアスケートのコラボレーションについて語った。

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　同公演は、菅野こうめい氏が演出を担当し、ミュージカルの要素を取り入れたアイスショー。Daily Musical Starsとして日替わりでミュージカル俳優の生歌唱に合わせた演目を届ける。初回公演のDaily Musical Starsとして出演した田代は「生まれて初めてホッカイロを貼って歌いました」と笑いを誘いつつ「スケーターの皆さんが情熱的に踊っていらっしゃって感動しました。スケーティングの音と風を切る音、着地したときのスリルを体感しながら、劇場とちがって360度お客さんがいらっしゃる中で歌うって言うのは新感覚で幸せな時間でいた」と振り返った。

　そして、「アイススケートを初めて生で見たんですけど、ミュージカルよりミュージカルだなという印象を受けました。スケートという魔法を使って、帝国劇場などの何倍ものスペースを使って。本当に涙しちゃいました」と大興奮。「フィギュアスケートとアイススケートが、こんなに相性がいいと初めて知りました、ミュージカルとか宝塚をご覧になってる方もハマっちゃうと思いますし、逆に今スケートを見ている方は、ミュージカルに興味を持っていただければ」と呼びかけた。

　菅野氏は「コラボレーションというより、一体感を楽しみにしていただきたい。音楽も素晴らしいし、たくさんのミュージカル俳優さんに集まってもらっているので、そちらも楽しみにしていただきたい」とアピールした。

　『プリンスアイスワールド』は、世界でも活躍するプロ・アマチュアのフィギュアスケーターが一体となる日本で最も歴史あるアイススケートショー。横浜公演初回では、荒川静香、本田武史、高橋大輔＆村元哉中、織田信成、田中刑事、山本草太、大島光翔、中田璃士、中井亜美がゲスト出演した。