新田真剣佑初のハリウッド映画主演作となる『聖闘士星矢 The Beginning』（原題：ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック）が、28日より全国公開される。新田のアクションの舞台裏が詰まったフィーチャレット映像が到着した。主人公・星矢を演じる新田のトレーニングの様子やアクションの舞台裏が収められている。

　原作は全世界で累計5000万部を超え、アニメシリーズも世界中で人気となった、車田正美の漫画『聖闘士星矢』。小宇宙（コスモ）を駆使した壮大なバトルの映像化に挑んだ本作について、車田からコメントも到着。「『星矢』を見て育った少年少女が、海の向こうでこんなに熱い映画を作ってくれた。この映画を観てくれたみんなにも、その熱い思いが届くと信じている！」と、胸を熱くしている。

　主人公の星矢を新田が演じるほか、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ゲーム・オブ・スローンズ』のショーン・ビーン、『X-メン』シリーズのファムケ・ヤンセンなどのハリウッド俳優が脇を固める。

　今回、描かれるのは星矢のはじまりの物語。幼い頃に姉と生き別れになった青年、星矢は、姉を探しながらスラム街の地下格闘技で生計を立てていた。ある日、アルマン・キド（演：ショーン・ビーン）と名乗る男に出会い、女神アテナ（演：マディソン・アイズマン）の生まれ変わりであるシエナを守るという自らの運命を知ることになる。

　監督は、2019年に世界中のNetflixにおいて視聴数No.1をたたき出した『ウィッチャー』の製作総指揮兼演出を務めたトメック・バギンスキー。スタント・コーディネータ―を、『ラッシュアワー2』（2001年）や『LOOPER／ルーパー』（12年）などでジャッキー・チェンのスタントを務め、指導者としても活躍、近年ではマーベル・スタジオ作品『シャン・チー／テン・リングスの伝説』（21年）で全世界の度肝を抜く超絶アクションを生み出したアンディ・チャン。

　アンディも新田について、「彼のすごさはこれまでの作品で知っていました。私はこれまでにジャッキー・チェンやドウェイン・ジョンソンなど、多くのアクションスターと仕事をしてきましたが、真剣佑は最高峰に位置すると思います。彼は若いですが、すでに多くの経験を持っていますし、そもそも彼は父である世界のアクションスター・千葉真一さんのもとで育ったのです。才能も技術も規律もすべてがそろっている。絶対的に優れた俳優だと言えます」と、絶賛。

　そして本作のアクションについても「どのキャラクターもそれぞれ特徴的な動きやスタイルを持っていました。この映画では、アニメの戦闘スタイルを実写で信じられるようにすること、そして映画を観た子どもたちが各キャラクターの戦闘スタイルを思い出し、覚えてくれるようなユニークなものにすることを目標にしました。動きは伝統的な武術をベースに正しい形を選び、“小宇宙”パワーのコンセプトと融合させることに取り組みました」と、そのこだわりを語っている。

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