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大阪松竹座、開場100周年記念『映画祭』開催 洋画・邦画の名作厳選 関西ジャニーズJr.出演5作品も

 大阪松竹座の開場100周年を記念して、ゴールデンウィーク期間中に開催される特別映画イベント『道頓堀 松竹座 映画祭』のラインナップが発表された。洋画・邦画の名作はもちろん、同劇場で長く公演を行っていた関西ジャニーズJr.出演の映画も5本上映される。

『道頓堀松竹座映画祭』

『道頓堀松竹座映画祭』

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 松竹座は、平成9年(1993)3月の新築再開場以来、歌舞伎、喜劇公演、一般演劇、レビュー、ミュージカル、コンサート、落語会などの幅広い舞台公演を上演する演劇専門劇場として親しまれる。かつては「実演のできる映画館」という当時最新のコンセプトのもと、優秀映画の上映と新進気鋭の多彩な実演を組み合わせた新しい興行スタイルの劇場として大いに人気を博した。

 その後、戦前から戦中にかけては時代の情勢とともに徐々に映画上映に軸足を置き、昭和20年 (1945年)の大阪大空襲にも耐え、終戦直後の8月には早くも映画興行を再開。戦後は主に邦画・洋画の封切館として数々の名作大作映画とともに、およそ半世紀にわたり映画ファン憧れの劇場として支持され続けた。

 洋画上映作品は、かつて松竹座で上映された『風と共に去りぬ』『ジョーズ』『E.T.』などをはじめ、『ローマの休日』『アラビアのロレンス/完全版』『2001年宇宙の旅』などの名作を選りすぐり。

 さらに邦画作品は松竹大船作品から『君の名は 第1部』、生誕120年を迎えた小津安二郎作品『東京物語』、同じく生誕110年を迎えた木下惠介作品『喜びも悲しみも幾年月』、山田洋次作品 『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』など松竹映画の不朽の名作が登場。大阪で唯一の活動写真弁士・ 大森くみこ出演によるサイレント映画の特別上映も行われる。

 関西ジャニーズJr.出演作としては『関西ジャニーズJr.の京都 太秦行進曲!』(2013年)、『忍ジャニ参上!未来への戦い』(2014年)、『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』(2016年)、『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』(2017年)、『映画 少年たち』(2019年)など、5月3日から7日まで毎日、上映する予定となっている。

関連写真

  • 『道頓堀松竹座映画祭』
  • 『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』(C)1981 松竹株式会社
  • 昭和27(1952)年『風と共に去りぬ』上映時の大阪松竹座外観(C)松竹
  • 活動写真弁士 大森くみこさん

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