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バカリズム『ブラッシュアップライフ』は「本当に楽しい最終回」 みーぽん(木南晴夏)の裏設定も

 日本テレビ系連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』(毎週日曜 後10:30)が、12日の放送で最終回を迎える。11日、脚本を手がけたバカリズムのインタビューが到着した。

『ブラッシュアップライフ』の脚本を手がけたバカリズム(C)日本テレビ

『ブラッシュアップライフ』の脚本を手がけたバカリズム(C)日本テレビ

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 主演・安藤、脚本・バカリズムのタッグによる今作は、33歳の独身女性の近藤麻美(安藤)が、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。

■バカリズム
――お気に入りのシーンは?
お気に入りのシーンを一つに決めるのは、難しいですね(笑)。その話ごとにお気に入りがあって、全話通してってなると難しいです!でも、やっぱり印象深いのは、第1話のカラオケのシーンで帰るとき。みんなある程度歌って帰ろうってなった時に曲だけ流れていて、上着とか着ながら帰り支度をしていると、1人は歌いながら、1人は残ったポテト食べながらっていうあのシーンは、細かくは台本上には書いてなかったので、安藤(サクラ)さんのアイデアなんですが、とてもリアルで、カラオケの帰り際の空気をキャストの皆さんがああやって表現してくれたのは、やられたー!って思いました。何回見てもリアルだなと思う、とても好きなシーンです。

――ドラマの考察が盛り上がっていますが、最初からすべて物語は決まっていた?
最初からは全く考えていなかったです!全くです!最後が「パイロット編」になるなんて、1話の時点で全く思っていなかったです。元々、宇野真里ちゃん(水川あさみ)がパイロットだというのも、たまたま僕が幼なじみの賢かった子が何になっていたら「え!すごくない?」ってなるかなと、調べて出てきたものなんです。女性パイロットは、簡単になれる仕事じゃないというのを見つけたので、お医者さんよりもインパクトになるかなと思い、たまたまパイロットにしただけなんです。あとは、物理的にも“雲の上の存在になったね”って言いたくて(笑)。

――1話の時点でこれだけは決まってた!という事はある?
これは、まだどこにも出していない情報なんですけど……みーぽん(木南晴夏)には裏設定があります。1話からずっと明かしていないんですけど…みーぽんは、知覚過敏なんですよ!!!第1話から見返してみると、みんながアイス食べているときに、みーぽんだけ、焼き芋食べていたりします。小学生時代、商店の前でアイスを食べているときもチョコ食べていたり、みーぽんは知覚過敏という設定は最初から決めていました。物語には一切関係ないですけど、そろそろ気づいている人いるかな〜って思って、どこで言おうかなと思ったんですけど、ちょっとここだけの極秘情報です!

――最終回の結末は?
最終回、そこまで大どんでん返しや裏切るとか、このドラマに関してはそんなに重要視していないです。一番は、見終わった後に皆さんに楽しかったと思ってもらいたいです。本当に楽しい最終回だと思います。最終回を楽しくするために、これまで積み重ねてきた感じがあるので、最終話は自分にとって打ち上げみたいな感じで書いていたので、個人的にも楽しい時間でした。あくまでもコメディーですし、いろいろ、匂わせてはいますけど、見終わったあとに、楽しかったなって思っていただける話にはなっていると思います。

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