現地時間12日にアメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最高峰の映画の祭典「第95回アカデミー賞」に、映画『私たちの声(原題:Tell It Like A Woman)』の主題歌「Applause」が歌曲賞にノミネートされたのを受けて、同映画の中の一編『私の一週間』に出演した杏と、呉美保監督が授賞式へ出席することが決定。作品は今秋に公開、プロジェクトに参加した杏と、呉美保監督から喜びのコメントも届いた。
『私たちの声』は、女性のエンパワーメントが叫ばれる現代、世界の映画界で活躍する女性監督と女優が集結し、女性が主人公の物語を紡ぎ出した7つの短編からなるアンソロジー映画。
「映画、芸術、メディアを通して女性を勇気づける」をスローガンとして掲げる非営利映画製作会社「We Do It Together」の協力のもと、そのメンバーを中心に、企画意図に賛同した多くのキャスト&スタッフたちが世界中から集結。実際の出来事から着想を得たエピソードや、物語仕立てのフィクションまで、世界各地を舞台に感動的で力強い物語が描かれる。
各話の主人公たちは、強い決意と勇気をもって人生の難局に立ち向かい、より強く、より自己認識を高め、スクリーン越しに観る者へ称賛を贈るような7つの珠玉のヒューマンドラマに仕上がっている。
出演者は各国を代表する実力派女優が勢ぞろい。ジェニファー・ハドソン(『ドリーム・ガールズ』『リスペクト』)、カーラ・デルヴィーニュ(『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』『スーサイド・スクワッド』)をはじめ、エヴァ・ロンゴリア(「デスパレートな妻たち」)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(『ポロック 2人だけのアトリエ』)、マルゲリータ・ブイ(『3つの鍵』)らが名を連ねる。
監督には、キャサリン・ハードウィック(『トワイライト〜初恋〜』)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』や『ドリーム』で知られる女優タラジ・P・ヘンソンが参加している。
「第95回アカデミー賞」の歌曲賞にノミネートを果たした主題歌「Applause」は、アメリカ音楽界のヒットメーカーであり、セリーヌ・ディオンやシェール、レディー・ガガなど名だたる歌手に多数の楽曲を提供し、2001年にソングライターの殿堂入りを果たしたダイアン・ウォーレンが作詞・作曲を務め、歌手/女優としてマルチに活躍するソフィア・カーソンが歌唱を担当。困難に立ち向かい奮闘する女性たちに、曲名どおり「拍手」を贈る力強い楽曲となっている。
また、2人はアカデミー賞授賞式内で生パフォーマンスすることも決定。今回の歌曲賞ノミネートで、これまでアカデミー賞に13回ノミネートされているダイアン・ウォーレンが、14回目のノミネートで初の受賞となるのか注目が集まる。
7つの短編のうちの一つである『私の一週間』はWOWOWが製作・企画・プロデュース。杏が主演を務め、『そこのみにて光輝く』(14年)が国内外で高い評価を受けた呉美保がメガホンをとり、育児に仕事に多忙な日々を送る2児の母親のある一週間を描く。
授賞式の模様は、日本時間13日午前7時30分よりWOWOWで生中継・ライブ配信。レッドカーペットからの中継には杏と呉美保も出演する予定。WOWOWの中継でレッドカーペットからのレポートを担当する予定の、番組スペシャルゲストの中島健人(Sexy Zone)が2人にインタビューを行う。
『生中継!第95回アカデミー賞授賞式』の番組案内役はジョン・カビラと宇垣美里が務め、スペシャルゲストの中島のほか、スタジオゲストに映画監督で演出家の大友啓史、映画評論家の町山智浩が出演。字幕版は同日午後10時より放送・配信となる。
■杏からのコメント
何ヶ国ものチームが集まり、女性の物語を作るこのプロジェクトは、女性のみならず、女性を取り巻く人、つまり人間全員へのメッセージが込められていると思います。性に対してさまざまな議論がされはじめた昨今。完全なる一つの答えというのはいつまでも出ないかもしれません。
ただ、考えるきっかけが増えている現状に、私たちは何かを変えたい、それに向かって行動したいと言う思いが世界中のそこここにあるのだと思います。作って発信し続けることに、意義を感じています。私は今回この映画に、呉美保監督と参加することができて、大変光栄に思っております。そして授賞式にも! 日本での公開も決まり、これから楽しみがいっぱいです!
■呉美保監督からのコメント
2021年の春、鷲尾プロデューサーから今作のお話をいただきました。 第二子がまだ0歳、寝不足続きだった私は映画のことなど考える余裕はなかったものの、「女性の社会問題がテーマ」と書かれた企画書を目にし、使命のような高揚でいっぱいになりました。
母になって7年、毎朝目覚めた瞬間から時間に追われ、あっという間に1日が終わります。こんな生活ではもう長編映画は作れないわ、そう思ってもいたので短編映画なら何とか頑張れるかもしれない、それ以上に世界で活躍する監督や俳優たちとの映画作りをしてみたくて、一気に脚本を書き上げました。
主演には揺るがぬ佇まいが美しい杏さんに、多くを語らずとも理解し合える至福の撮影でした。そして、ようやく劇場公開が決まり喜んでいたら、米アカデミーの歌曲賞にノミネートと大吉報も。まさか授賞式に参加できるなんて、身に余る光栄です。杏さんの世界デビューを誰よりも至近距離で見られることが、今からとっても楽しみです。
『私たちの声』は、女性のエンパワーメントが叫ばれる現代、世界の映画界で活躍する女性監督と女優が集結し、女性が主人公の物語を紡ぎ出した7つの短編からなるアンソロジー映画。
「映画、芸術、メディアを通して女性を勇気づける」をスローガンとして掲げる非営利映画製作会社「We Do It Together」の協力のもと、そのメンバーを中心に、企画意図に賛同した多くのキャスト&スタッフたちが世界中から集結。実際の出来事から着想を得たエピソードや、物語仕立てのフィクションまで、世界各地を舞台に感動的で力強い物語が描かれる。
各話の主人公たちは、強い決意と勇気をもって人生の難局に立ち向かい、より強く、より自己認識を高め、スクリーン越しに観る者へ称賛を贈るような7つの珠玉のヒューマンドラマに仕上がっている。
出演者は各国を代表する実力派女優が勢ぞろい。ジェニファー・ハドソン(『ドリーム・ガールズ』『リスペクト』)、カーラ・デルヴィーニュ(『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』『スーサイド・スクワッド』)をはじめ、エヴァ・ロンゴリア(「デスパレートな妻たち」)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(『ポロック 2人だけのアトリエ』)、マルゲリータ・ブイ(『3つの鍵』)らが名を連ねる。
監督には、キャサリン・ハードウィック(『トワイライト〜初恋〜』)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』や『ドリーム』で知られる女優タラジ・P・ヘンソンが参加している。
「第95回アカデミー賞」の歌曲賞にノミネートを果たした主題歌「Applause」は、アメリカ音楽界のヒットメーカーであり、セリーヌ・ディオンやシェール、レディー・ガガなど名だたる歌手に多数の楽曲を提供し、2001年にソングライターの殿堂入りを果たしたダイアン・ウォーレンが作詞・作曲を務め、歌手/女優としてマルチに活躍するソフィア・カーソンが歌唱を担当。困難に立ち向かい奮闘する女性たちに、曲名どおり「拍手」を贈る力強い楽曲となっている。
また、2人はアカデミー賞授賞式内で生パフォーマンスすることも決定。今回の歌曲賞ノミネートで、これまでアカデミー賞に13回ノミネートされているダイアン・ウォーレンが、14回目のノミネートで初の受賞となるのか注目が集まる。
7つの短編のうちの一つである『私の一週間』はWOWOWが製作・企画・プロデュース。杏が主演を務め、『そこのみにて光輝く』(14年)が国内外で高い評価を受けた呉美保がメガホンをとり、育児に仕事に多忙な日々を送る2児の母親のある一週間を描く。
授賞式の模様は、日本時間13日午前7時30分よりWOWOWで生中継・ライブ配信。レッドカーペットからの中継には杏と呉美保も出演する予定。WOWOWの中継でレッドカーペットからのレポートを担当する予定の、番組スペシャルゲストの中島健人(Sexy Zone)が2人にインタビューを行う。
『生中継!第95回アカデミー賞授賞式』の番組案内役はジョン・カビラと宇垣美里が務め、スペシャルゲストの中島のほか、スタジオゲストに映画監督で演出家の大友啓史、映画評論家の町山智浩が出演。字幕版は同日午後10時より放送・配信となる。
■杏からのコメント
何ヶ国ものチームが集まり、女性の物語を作るこのプロジェクトは、女性のみならず、女性を取り巻く人、つまり人間全員へのメッセージが込められていると思います。性に対してさまざまな議論がされはじめた昨今。完全なる一つの答えというのはいつまでも出ないかもしれません。
ただ、考えるきっかけが増えている現状に、私たちは何かを変えたい、それに向かって行動したいと言う思いが世界中のそこここにあるのだと思います。作って発信し続けることに、意義を感じています。私は今回この映画に、呉美保監督と参加することができて、大変光栄に思っております。そして授賞式にも! 日本での公開も決まり、これから楽しみがいっぱいです!
■呉美保監督からのコメント
2021年の春、鷲尾プロデューサーから今作のお話をいただきました。 第二子がまだ0歳、寝不足続きだった私は映画のことなど考える余裕はなかったものの、「女性の社会問題がテーマ」と書かれた企画書を目にし、使命のような高揚でいっぱいになりました。
母になって7年、毎朝目覚めた瞬間から時間に追われ、あっという間に1日が終わります。こんな生活ではもう長編映画は作れないわ、そう思ってもいたので短編映画なら何とか頑張れるかもしれない、それ以上に世界で活躍する監督や俳優たちとの映画作りをしてみたくて、一気に脚本を書き上げました。
主演には揺るがぬ佇まいが美しい杏さんに、多くを語らずとも理解し合える至福の撮影でした。そして、ようやく劇場公開が決まり喜んでいたら、米アカデミーの歌曲賞にノミネートと大吉報も。まさか授賞式に参加できるなんて、身に余る光栄です。杏さんの世界デビューを誰よりも至近距離で見られることが、今からとっても楽しみです。
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2023/03/06