ドイツで開催中の「第73回ベルリン国際映画祭」(2月16日〜26日)のコンペティション部門に正式出品された新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり(英題:『Suzume』)』が現地時間23日、ガラ・プレミア上映された。現地入りしていた主人公・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)役の原菜乃華は赤色の着物姿でレッドカーペットに登場。新海監督、川村元気プロデューサー、そして、黒の蝶ネクタイでおめかしをした草太(すずめの椅子)も一緒に、現地の歓迎を受けた。
ベルリン国際映画祭初参加の新海監督。初めて経験するレッドカーペットアライバルがベルリン国際映画祭となった原。そして、「草太さんも一緒です」(原)、「我々は松村(北斗)くんと一緒に、行ってきます」(新海監督)と力強く話し、プレミア会場へ歩を進めた。
2人も口をそろえて「夢のようだ」と語り、ベルリンの地で上映される今の気持ちを「日本の出来事を描いたこの映画がベルリンから、そこから先の世界の方々に少しでも深い場所へと届くといいなと思っています」と語った。さらに、新海監督はサインや握手を求められたり、海外メディアの取材を受けたり、注目度の高さがうかがえた。
その後、現地時間午後3時45分頃からいよいよプレミア上映がスタート。キャパシティ790席のチケットはソールドアウトとなっており、待ちわびていたたくさんの観客が鑑賞。本編が終了すると約3分に及ぶ長い拍手が巻き起こった。
新海監督は「たくさんの人に観ていただけてとてもうれしいです。この作品は12年前の東日本大震災をベースにしています。今でも故郷に帰れない人たちがたくさんいます。すずめが最後に飛び込んだ扉の先で街が燃えているのは、地震や津波の後にガスの爆発などで街が燃えたためです。屋根の上に横たわる船の描写は津波によって打ち上げられたものです。これらは全て12年前に日本に起こったことです。『すずめの戸締まり』というエンターテインメント作品を楽しんでもらいながらも、少しでもそのことを知ってほしかった。どんなに大きな災害にあっても、人は笑いながら成長していきます。こうやってたくさんの方に笑いながら観てもらえたことが幸せでした」と、熱いスピーチ。
原は「私はアニメが大好きで、新海監督の作品が大好きでした。そんな監督の隣でこのベルリンに来ることが出来て、こんなにたくさんの人に映画を観てもらえて、夢のようで贅沢すぎる時間でした。この作品に関われた皆様に感謝しています」とあいさつした。
フォトコール、記者会見、レッドカーペットアライバル、ガラ・プレミア上映を全て終えた新海監督は「ベルリン国際映画祭のレッドカーペットはとても素敵でした。いろいろな国から来たたくさんの方々が声をかけてくれてうれしかったです。プレミア上映では、凄く笑いが起こっていました。日本とは違うところで笑いが起こるので勉強になりました。特にダイジンが出てくるたびに笑う人が多かったですね。笑いながら、泣きながら観てくれていました。今回は着物姿の菜乃華さんと、椅子の状態となってしまった北斗君と一緒に、3人でこの作品をベルリンへ伝えにきました。この場所に来ることが出来たのも、日本の皆さんの応援があったからです。ありがとうございます。これからすずめはベルリンをスタートにしていろんな世界へ旅立っていきます。何となく気にして遠くから応援してもらえたらうれしいです」。
原は「ベルリンの方々の反応がとても良くて、たくさん元気をもらいました。ここまで来ることが出来たのも、本当にたくさんの人が観てくださった結果だと思います。観てくださった方たちに感謝していますし、新海監督や、たくさんのスタッフの方々にも感謝しています。世界中の方と感想を語り合えるような機会があったらいいなと思います」と語っていた。
ベルリン国際映画祭は、1951年からドイツ・ベルリンにて毎年2月に行われている国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭。フランスのカンヌ国際映画祭、イタリアのベネチア国際映画祭と並ぶ“世界三大映画祭”の一つとして数えられている。最高賞の“金熊賞”は、「コンペティション部門」に選出された作品を対象としており、日本作品では、1963年開催の第13回で今井正監督『武士道残酷物語』、2002年開催の第52回で宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』の2作品が受賞。『すずめの戸締まり』は、日本アニメーションとして、『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶりのコンペティション部門選出となった。
ベルリン国際映画祭初参加の新海監督。初めて経験するレッドカーペットアライバルがベルリン国際映画祭となった原。そして、「草太さんも一緒です」(原)、「我々は松村(北斗)くんと一緒に、行ってきます」(新海監督)と力強く話し、プレミア会場へ歩を進めた。
その後、現地時間午後3時45分頃からいよいよプレミア上映がスタート。キャパシティ790席のチケットはソールドアウトとなっており、待ちわびていたたくさんの観客が鑑賞。本編が終了すると約3分に及ぶ長い拍手が巻き起こった。
新海監督は「たくさんの人に観ていただけてとてもうれしいです。この作品は12年前の東日本大震災をベースにしています。今でも故郷に帰れない人たちがたくさんいます。すずめが最後に飛び込んだ扉の先で街が燃えているのは、地震や津波の後にガスの爆発などで街が燃えたためです。屋根の上に横たわる船の描写は津波によって打ち上げられたものです。これらは全て12年前に日本に起こったことです。『すずめの戸締まり』というエンターテインメント作品を楽しんでもらいながらも、少しでもそのことを知ってほしかった。どんなに大きな災害にあっても、人は笑いながら成長していきます。こうやってたくさんの方に笑いながら観てもらえたことが幸せでした」と、熱いスピーチ。
原は「私はアニメが大好きで、新海監督の作品が大好きでした。そんな監督の隣でこのベルリンに来ることが出来て、こんなにたくさんの人に映画を観てもらえて、夢のようで贅沢すぎる時間でした。この作品に関われた皆様に感謝しています」とあいさつした。
フォトコール、記者会見、レッドカーペットアライバル、ガラ・プレミア上映を全て終えた新海監督は「ベルリン国際映画祭のレッドカーペットはとても素敵でした。いろいろな国から来たたくさんの方々が声をかけてくれてうれしかったです。プレミア上映では、凄く笑いが起こっていました。日本とは違うところで笑いが起こるので勉強になりました。特にダイジンが出てくるたびに笑う人が多かったですね。笑いながら、泣きながら観てくれていました。今回は着物姿の菜乃華さんと、椅子の状態となってしまった北斗君と一緒に、3人でこの作品をベルリンへ伝えにきました。この場所に来ることが出来たのも、日本の皆さんの応援があったからです。ありがとうございます。これからすずめはベルリンをスタートにしていろんな世界へ旅立っていきます。何となく気にして遠くから応援してもらえたらうれしいです」。
原は「ベルリンの方々の反応がとても良くて、たくさん元気をもらいました。ここまで来ることが出来たのも、本当にたくさんの人が観てくださった結果だと思います。観てくださった方たちに感謝していますし、新海監督や、たくさんのスタッフの方々にも感謝しています。世界中の方と感想を語り合えるような機会があったらいいなと思います」と語っていた。
ベルリン国際映画祭は、1951年からドイツ・ベルリンにて毎年2月に行われている国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭。フランスのカンヌ国際映画祭、イタリアのベネチア国際映画祭と並ぶ“世界三大映画祭”の一つとして数えられている。最高賞の“金熊賞”は、「コンペティション部門」に選出された作品を対象としており、日本作品では、1963年開催の第13回で今井正監督『武士道残酷物語』、2002年開催の第52回で宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』の2作品が受賞。『すずめの戸締まり』は、日本アニメーションとして、『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶりのコンペティション部門選出となった。
2023/02/24