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芳根京子&ジャニーズWEST重岡大毅、4月期連ドラで初共演 知的財産権めぐる物語で“水と油”コンビに

 俳優の芳根京子が、4月からスタートする日本テレビ系連続ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(毎週水曜 後10:00)に主演することが決定した。“知的財産権”をテーマとした物語で、ポジティブなお人好し新米社員に芳根、彼女と“水と油”なコンビとなる妥協ゼロのエリート上司にはジャニーズWEST重岡大毅が起用。2人は今作で初共演となる。

新水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』に主演する芳根京子と共演の重岡大毅(ジャニーズWEST) (C)日本テレビ

新水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』に主演する芳根京子と共演の重岡大毅(ジャニーズWEST) (C)日本テレビ

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 奥乃桜子氏による小説『それってパクリじゃないですか? 〜新米知的財産部員のお仕事〜』(集英社オレンジ文庫)を実写化。知的財産権とは、知的な創作活動によって生み出されたものを、創り出した人の財産として、「他人に無断で利用されない」ように守る権利のこと。

 とある飲料メーカーで、開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生。情報ろうえいの疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)は、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロ・北脇雅美(重岡)とともに、その特許を取り戻すために奮闘することに。“知的財産”をめぐる、波乱の日々が幕を開ける。

 芳根演じる亜季は月夜野ドリンク開発部員だったが、ある出来事をきっかけに知的財産に関わる業務につくことに。期待されると気合いが入るものの、自己評価は意外と低く、自分の意見を主張するのが苦手。その分、人の優しさや弱さに気づき、情にもろい。最初は知財の知識ゼロだったが、さまざまな問題に触れ、どんどん成長していく。

 重岡演じる北脇は、月夜野ドリンクで起きたある出来事の調査のため、親会社からやってきたエリート社員。知的財産のプロフェッショナル「弁理士」の資格を持つ。仕事においては完璧ですきがなく、合理的で無駄を嫌う。信条は「ビジネスに正義なんかない」。情にもろく感覚的な亜季に対して、批判的で厳しい言葉をかける。しかしその冷徹な態度の裏にはある理由があり…。

 脚本は『半沢直樹』や『下町ロケット』『君と世界が終わる日に』Season3など骨太で熱いエンターテインメント作品を手がけてきた丑尾健太郎氏が担当。主人公の成長物語だけではなく、仕事にまつわる出来事のリアリティにもこだわりながら描かれる“知的財産エンタメドラマ”となる。

 原作者・奥乃氏は「知財の世界のおもしろさをエンタメとして描きたい!という思いで書いた小説を、連続ドラマというとびきりのエンタメにしていただけてうれしいです。ドラマならではの驚きや楽しさ、そしてなんといっても芳根京子さんと重岡大毅さんが演じられる凸凹バディのやりとりを、いち視聴者としてとても楽しみにしています」と期待を寄せている。

▼芳根京子&重岡大毅(ジャニーズWEST)コメント

――今回の作品・役どころについて教えてください。

芳根:飲料メーカーの開発部にいた女の子が、とある出来事で知的財産のプロである北脇さんと出会い、大切な仲間が作ってきた大切な商品をどう守っていくかという、すごく春らしく新生活にふさわしい、明るく、元気で、笑えるドラマになっています。私は藤崎亜季という情にもろい女性を演じさせていただくのですが、愛情や情熱もたっぷりあって、理論的な北脇さんとの対照的な凸凹コンビもみどころかなと思います。

重岡:知的財産をテーマにしたドラマですが、意外とそれをテーマにした作品ってないんですよね。だけど、とっても身近にあふれているテーマなんです。特許とか著作権とかちょっと小難しい話にも聞こえるんですが、誰かが大切に作った努力の汗と涙の結晶のようなアイデアや商品(知財)を守っていくお話です。僕は亜季と真逆の性格の北脇という人物なんですけれど、超理屈っぽい感じで、ビジネスに正義なんてない、情ではなく、ルールはルールだからっていうような本当に亜季とは水と油のようなコンビになっています。

――それぞれの役に共感できるところは?

芳根:亜季は直感的なタイプで、頭ではわかっていても腑に落ちないと心が向かない、ついていかないというような引っ掛かりがあるところがすごく共感できる女性なので、難しく考えずにそのまま飛び込んでみようかなと思っています。

重岡:誰かの作ったもの、自分が大切にしたいなと思うものは守りたいので、そこは北脇とは一緒かなと思います。ただ、正論は正論でありですけど、本当に仕事をしていて、そればかり言われると誰もがぶつかるようなところでもあると思います。僕自身、作詞作曲を何年かやっているので、用紙に名前を書いてハンコを押すこともあります。それは僕の創り出した自分の一部として守られてほしいと思いますね。

――お互いの印象を教えてください。

芳根:テレビで拝見していて笑顔がすてきな方という印象ですね。ちゃんとお話しするのは今日が初めてですがいいキャッチボールをさせていただけている気がするのでお芝居をご一緒するのが楽しみです。

重岡:とてもエネルギーがある方だなと。自分もエネルギーがありたい人間なんで、楽しい現場になればいいと思いますし、凸凹コンビなのでそのエネルギー同士がぶつかっていけばいい作品になりそうな気がします。

――4月は新生活のスタートの季節ですが、今年は芳根さんがデビューして10年でもあります。ご自身で大切にしてきたことを教えてください。

芳根:デビューから4月で丸10年になるタイミングで、自分が主役を演じさせてもらえるのはすごくうれしいです。初めて出させてもらったドラマのプロデューサーさんに「どれだけ大きくなっても謙虚な気持ちと感謝を忘れちゃだめだよ」と言われて、本当に忘れずにやってきました。続けていなかったらこんな景色も味わえないですし、いま感謝できる人がいるっていうのが本当にうれしいです。気持ちをぶらさずに今できることを精いっぱいやれば、こんなすてきな世界を観られるんだなって思います。 

――最後に視聴者へメッセージをお願いします

芳根:4月からの新生活にぴったりな熱いドラマになると思いますし、亜季はまだ知的財産の初心者で、これからどんどん学んでいくので、私も視聴者の方と一緒に同じ目線で進んでいけると思います。「知的財産」という言葉がこれを機会に広まるといいなって思いますね。明日からの活力になるような作品にしたいと思いますので、ぜひ楽しみに観ていただけたらうれしいです。

重岡:すてきな作品がこのチームだったらできるんじゃないかなって思っています。「知的財産」っていうテーマも本当に身になるし、知っていて損はないと思います。
春はスタートの季節なので、観て頂くみなさんが前向きに、そして仕事って大変な一面もあるけどもやりがいもあるんだぞ!という情熱の部分も届けたいと思っています。すごく観てほしいドラマです。

関連写真

  • 新水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』に主演する芳根京子と共演の重岡大毅(ジャニーズWEST) (C)日本テレビ
  • 新水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』ロゴ (C)日本テレビ
  • 『それってパクリじゃないですか? 〜新米知的財産部員のお仕事〜』書影 (C)奥乃桜子/集英社

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