伝説のボクシング映画『ロッキー』。そのDNAを継承した『クリード』。数々の死闘や因縁と、自身のアイデンティティを描き、世界中に興奮と感動を伝えてきたサーガの最新作、『クリード3(原題:CREED III)』が3月3日の全米公開に先立ち、イギリス・ロンドンのシネワールド・レスタースクエアで現地時間15日、プレミアが開催された。
監督・主演を務めたアドニス・クリード役のマイケル・B・ジョーダン、クリードの妻であるビアンカ役のテッサ・トンプソン、クリードの幼なじみであり、彼に復讐を誓うデイミアン役のジョナサン・メジャースが登場。イギリスは1作目『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)の最終決戦の地であり、久しぶりに凱旋を果たしたことになる。
シルベスター・スタローンからサーガ―を託された主演のマイケル・B・ジョーダン。自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』で全米映画批評家協会賞の主演男優賞など、数々の賞を受賞し、マーベル・スタジオ作品『ブラックパンサー』(18年)で演じた悪役エリック・キルモンガーが絶賛され、一躍トップスターに上り詰めた。
父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』(19年)を経て、本作では初監督も務め、スポーツ映画初、IMAX認証デジタルカメラでの撮影も敢行。まるでリングサイドにいるかのような臨場感をもって、ド迫力のファイトシーンを作り上げた。
「イギリスはいつも温かく迎い入れてくれて、ホームのようです。あふれるエネルギーが大好きです」と、久しぶりの凱旋に興奮を隠せない様子のマイケル・B・ジョーダン。「監督デビュー作として、なぜこの作品を選んだのか?」と問われると、次のように答えた。
「私にとってこの作品は完璧な作品で個人的に思い入れがあったんです。私が過去に3回演じた唯一のキャラクターですから。それに、まだ語るべきこともあったし、このフランチャイズをどうしたいかというビジョンがありました。前2作の監督だったライアン・クーグラーやスティーブン・ケイプル・Jr.からも長年にわたって多くのことを学びました」
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にて史上最凶の敵、征服者カーンを演じていることから話題沸騰中のジョナサンは、「ロッキーとクリード両方のDNAを持っていて、普遍的な物語です」と本作の魅力を語り、劇中のマイケル・B・ジョーダンとの関係性について「兄弟と親友を掛け合わせて、それにボクシンググローブをはめたような関係性だよ」と答えていた。
なお、日本では『クリード 過去の逆襲』のタイトルで5月26日より公開されることが決定。本作は、クリード自身が家族にも封印していた少年期の重大な過ちが描かれる。この事件によってムショ生活を強いられた幼なじみのデイミアンは、クリードへの復讐を誓い、全てをぶっ壊して彼のキャリアを奪おうとする。成功者と落伍者、正反対の人生を歩んだ男たちの魂の死闘のゴングが鳴る。
すでに解禁されているアメリカ版ポスターのコピーに「You can‘t run from your past(過去からは逃げられない)」と発表されている通り、決して逃れることのできない過去が、サーガの中で最も重要なキーワードとなっている。
(C)2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
監督・主演を務めたアドニス・クリード役のマイケル・B・ジョーダン、クリードの妻であるビアンカ役のテッサ・トンプソン、クリードの幼なじみであり、彼に復讐を誓うデイミアン役のジョナサン・メジャースが登場。イギリスは1作目『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)の最終決戦の地であり、久しぶりに凱旋を果たしたことになる。
シルベスター・スタローンからサーガ―を託された主演のマイケル・B・ジョーダン。自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』で全米映画批評家協会賞の主演男優賞など、数々の賞を受賞し、マーベル・スタジオ作品『ブラックパンサー』(18年)で演じた悪役エリック・キルモンガーが絶賛され、一躍トップスターに上り詰めた。
父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』(19年)を経て、本作では初監督も務め、スポーツ映画初、IMAX認証デジタルカメラでの撮影も敢行。まるでリングサイドにいるかのような臨場感をもって、ド迫力のファイトシーンを作り上げた。
「イギリスはいつも温かく迎い入れてくれて、ホームのようです。あふれるエネルギーが大好きです」と、久しぶりの凱旋に興奮を隠せない様子のマイケル・B・ジョーダン。「監督デビュー作として、なぜこの作品を選んだのか?」と問われると、次のように答えた。
「私にとってこの作品は完璧な作品で個人的に思い入れがあったんです。私が過去に3回演じた唯一のキャラクターですから。それに、まだ語るべきこともあったし、このフランチャイズをどうしたいかというビジョンがありました。前2作の監督だったライアン・クーグラーやスティーブン・ケイプル・Jr.からも長年にわたって多くのことを学びました」
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にて史上最凶の敵、征服者カーンを演じていることから話題沸騰中のジョナサンは、「ロッキーとクリード両方のDNAを持っていて、普遍的な物語です」と本作の魅力を語り、劇中のマイケル・B・ジョーダンとの関係性について「兄弟と親友を掛け合わせて、それにボクシンググローブをはめたような関係性だよ」と答えていた。
なお、日本では『クリード 過去の逆襲』のタイトルで5月26日より公開されることが決定。本作は、クリード自身が家族にも封印していた少年期の重大な過ちが描かれる。この事件によってムショ生活を強いられた幼なじみのデイミアンは、クリードへの復讐を誓い、全てをぶっ壊して彼のキャリアを奪おうとする。成功者と落伍者、正反対の人生を歩んだ男たちの魂の死闘のゴングが鳴る。
すでに解禁されているアメリカ版ポスターのコピーに「You can‘t run from your past(過去からは逃げられない)」と発表されている通り、決して逃れることのできない過去が、サーガの中で最も重要なキーワードとなっている。
(C)2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
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2023/02/17