タレント・モデルの嵐莉菜が「2022年 第96回キネマ旬報ベストテン」新人女優賞を受賞。東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで1日に開催された「同発表&表彰式」に出席した。
嵐は、映画初出演にして初主演した『マイスモールランド』で、日本で育ったクルド人の女子高生サーリャを好演。表彰式では「たくさんの方に評価していただけたこと、このような素晴らしい賞をいただけて、大変光栄です。ありがとうございます」とスピーチする声が緊張で少し震えていた。
イラン、イラク、ロシアのミックスという5ヶ国のルーツを持つ嵐は、TikTokで注目を集め、19年に「ミスiD 2020」でグランプリを受賞。20年より雑誌「ViVi」の専属モデルとして活躍する中、『マイスモールランド』で映画デビュー。「お芝居の基本から、クルドの文化まで、学びを得ることができました。まだまだ未熟ではありますが、私がお芝居や作品を通して知ったこと、学んだこと、感じたことを、見てくださる方々にスクリーンを通して伝えていける女優になりたいと思います。いただいた賞に恥じぬよう、これからも精進していきます」と、気持ちを新たにしていた。
同映画は、川和田恵真監督デビュー作でもあり、「第72回ベルリン国際映画祭」にて日本映画では初となる「アムネスティ国際映画賞」特別表彰を受けるなど、国際的にも高い評価を得ている。しかも、劇中に登場する主人公の父、妹、弟は、嵐の実の家族。
父のアラシ・カーフィザデー、妹のリリ・カーフィザデー、弟のリオン・カーフィザデーは3人ともオーディションを受けて出演に至ったそうで、「こんなこと普通ないよな、と思い、最初はすごく恥ずかしくて。でもそんなことも言っていられないので、全力で作品を作り上げました」と笑いを交えながら明かしていた。劇中で嵐が演じるサーリャはトルコ語がペラペラな設定だったが、「私はトルコ語が話せないけど、父が話せるので、発音のチェックをしていただきました」と家族一丸となって携わっていた作品で認められ、喜びもひとしおの様子だった。
「キネマ旬報ベストテン」は、日本で最も歴史ある(米国のアカデミー賞より1回多い)映画賞。コロナ禍で第94回・第95回と無観客・ライブ配信での開催が続いたが、3年ぶりに有観客での開催、ライブ配信も行われた。
嵐は、映画初出演にして初主演した『マイスモールランド』で、日本で育ったクルド人の女子高生サーリャを好演。表彰式では「たくさんの方に評価していただけたこと、このような素晴らしい賞をいただけて、大変光栄です。ありがとうございます」とスピーチする声が緊張で少し震えていた。
イラン、イラク、ロシアのミックスという5ヶ国のルーツを持つ嵐は、TikTokで注目を集め、19年に「ミスiD 2020」でグランプリを受賞。20年より雑誌「ViVi」の専属モデルとして活躍する中、『マイスモールランド』で映画デビュー。「お芝居の基本から、クルドの文化まで、学びを得ることができました。まだまだ未熟ではありますが、私がお芝居や作品を通して知ったこと、学んだこと、感じたことを、見てくださる方々にスクリーンを通して伝えていける女優になりたいと思います。いただいた賞に恥じぬよう、これからも精進していきます」と、気持ちを新たにしていた。
同映画は、川和田恵真監督デビュー作でもあり、「第72回ベルリン国際映画祭」にて日本映画では初となる「アムネスティ国際映画賞」特別表彰を受けるなど、国際的にも高い評価を得ている。しかも、劇中に登場する主人公の父、妹、弟は、嵐の実の家族。
父のアラシ・カーフィザデー、妹のリリ・カーフィザデー、弟のリオン・カーフィザデーは3人ともオーディションを受けて出演に至ったそうで、「こんなこと普通ないよな、と思い、最初はすごく恥ずかしくて。でもそんなことも言っていられないので、全力で作品を作り上げました」と笑いを交えながら明かしていた。劇中で嵐が演じるサーリャはトルコ語がペラペラな設定だったが、「私はトルコ語が話せないけど、父が話せるので、発音のチェックをしていただきました」と家族一丸となって携わっていた作品で認められ、喜びもひとしおの様子だった。
「キネマ旬報ベストテン」は、日本で最も歴史ある(米国のアカデミー賞より1回多い)映画賞。コロナ禍で第94回・第95回と無観客・ライブ配信での開催が続いたが、3年ぶりに有観客での開催、ライブ配信も行われた。
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2023/02/01