昨年12月に黒木瞳と桜井日奈子の出演が発表されていた映画『魔女の香水』（初夏公開）に、平岡祐太が出演。「魔女さん」と呼ばれる香水屋の店主・白石弥生（黒木）によって香水に魅せられ、自らの人生を切り開くことになる若林恵麻（桜井）の憧れの男性となる実業家の横山蓮を演じる。

　恵麻と蓮の出会いから再会までをつなぐのは、蓮が身につけている香り。未来に希望を持てず、自分に自信を持つことができなくなっていた恵麻は、弥生から伝授された「香り」の力で徐々に成長を遂げていく。その「香り」がつなぐ縁によって蓮との間で繰り広げられる恋愛模様も見どころの一つ。

　本作について平岡は「女性の生き方にフォーカスした作品。いろんなタイプの女性が出てくる」「一つの本に近い。夢のつかまえ方みたいな本があるとしたら、この作品なんじゃないかな」とコメントしている。

　共演した黒木について、「本当に魔女なんじゃないかというぐらいの美しさ、上品さ、芯の強さを感じるオーラが出ていた」。桜井について、「子どもっぽさが残る年齢からから大人になっていく姿を演じるのはすごく難しいだろうな、と思いながらも、会うごとに雰囲気が変わっていて、その変化がすごい」と、それぞれ感想を述べていた。

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