ABCテレビは19日、同局・テレビ朝日系全国ネットで4月から毎週日曜午後10時台に新たな連続ドラマ枠をスタートさせると発表した。週末の夜、翌日からの1週間を前向きに迎えられる作品を届ける。第一弾は、俳優・清野菜名(28)が主演を務める、脚本家・岡田惠和氏(63)のオリジナル作品『日曜の夜ぐらいは…』に決定した。
清野は、19歳で出演した映画『TOKYO TRIBE』のアクションシーンが話題となるなど、数々の作品で体当たり演技に挑戦。昨夏公開の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』でも華麗な剣術を披露した。一方、黒柳徹子の自伝的ドラマ『トットちゃん!』主演をはじめ、幅広いキャラクターに挑戦してきた。
連ドラ出演は『婚姻届に判を捺しただけですが』(2021年10月期)以来で、プライベートでは昨年3月に第1子を出産してママとなった。
今回、初めて岡田氏の脚本作に参加となり、派手な身体表現は封印。やりたいことではなく、やらなければならないことで日常が埋まり、抱えた屈託は心の奥底にしまい込んでいる、振り向けばそこにいそうな等身大の女性役に向き合い、新境地開拓に挑む。
岡田氏は、連続テレビ小説『ひよっこ』『おひさま』『ちゅらさん』をはじめ、『にじいろカルテ』や、映画『いま、会いにゆきます』など、多数の名作を生み出してきた。オリジナル脚本となる今作では、時代に取り残され活気を失った街並みを背景に、さまざまな事情を抱えた女性たちに寄り添う。
清野演じる主人公・岸田サチは、足の不自由な母と二人暮らしで、生活のため休みなくバイトに励むキャラクター。そこへ、家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性や、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘が登場し、3人があるラジオ番組をきっかけに運命的に出会う。そして、心を通わせるなかで“奇跡”が起き、あたたかなストーリーが動き出す。
■清野菜名 コメント
――新ドラマ枠1作品目の主演となりますが、出演が決まった際の率直な感想は?
清野:日曜よる10時の新しいドラマ枠に、トップバッターとして挑戦できることがとてもうれしかったです。ただひたすら楽しく演じていけたらいいなと率直に思いました。
――演じられるのはどのような役どころでしょうか。またどういったところを意識して演じたいですか。
清野:演じる岸田サチは、身近にいそうな等身大の20代の女性です。平凡な毎日をただ生きていて、お金も趣味もなく、友だちもいなくて、車イス生活をしている母と二人暮らしをしていますが、その中で、かけがえのない友情と出会い変化していく様子が描かれます。性格的には、自分の感情を表現することが苦手で、とても不器用な子。そうした部分を私自身が深く理解して、繊細に演じていけたらいいなと思っています。最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています。
――脚本は岡田惠和さんとなります。脚本を読まれた感想はいかがでしょうか。
清野:これまで、友情について改まって深く考えたことはなかったのですが、脚本を読ませていただいて、何気ない会話でも友だち同士だと盛り上がったり爆笑しあえたり、相手のことを自分のことのように喜べたり悲しんだり怒ったり…。そういう関係性がとてもすてきで、友情って改めて本当にいいものだなと感じることができました。まだ数話ではありますが、脚本を読めば読むほど心が温まっていく感覚があって、すごく優しい気持ちになれる作品だと感じているので、視聴者の方にも日曜のよる10時に、心を温めにきてほしいなと思っています。演じる上では、友情に基づいた会話劇になるので、共演するみなさんとコミュニケーションをしっかり取って、セリフを超えたものを表現できたらいいなと思っています。そのためにも、おけいこはいっぱいしたいです!
――1年半ぶりの地上波連続ドラマの出演となりますが、意気込みをお聞かせください。
清野:この一年半、自分にも大きな変化があった中での出演作になりますし、期間が空いたということで緊張している面もありますが、脚本を読んでからは、緊張を越えて期待の方が大きくなっています。この素敵な作品で、岡田さんの世界観にたっぷり浸れることを楽しみたいと思います。
■岡田惠和 コメント
ABCさんの新枠第一弾を任せていただきとても光栄です。そして清野菜名さんと初めてタッグ組ませていただきます。強くてしなやかで、美しく親しみのあるお芝居をされる俳優さんです。『キングダム2』のキョウカイ役も、『耳をすませば』の雫役もどちらもすてきなのはすごいなぁと、昨年は思っておりました。
日常という戦場で、誰に褒められるわけではないけど、しっかりと逃げずに踏ん張って戦い続ける女性たちの物語です。そんな女性たちに神様はちょっとしたプレゼントをしてくれます。だからきっと大丈夫。ささやかだけど、視聴者の皆さんと共に今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたいと思っています。
■清水一幸プロデューサー コメント
この度、新枠のドラマ第一弾として、『日曜の夜ぐらいは...』を制作します。脚本は岡田惠和さんの完全オリジナル。主演は清野菜名さんに演じていただくこととなりました。
主人公・サチの人物像が固まっていく中で、“この役は清野さんに”との思いは、岡田さんと完全に一致していたので、快諾をいただいたき感謝しております。元気で快活、美しさと瑞々しさを持つ、清野さんが演じることは、新ドラマ枠のコンセプトに掲げる、「見る人の背中を押す作品」にまさにぴったりです!
ドラマは、友情を育む3人の出会いから始まる、笑いあり恋愛要素あり、セリフ量多めの会話劇となります。新枠の船出としてはこの上ないメンバーが集まっております。そこで清野さんがどんな演技を見せてくれるのか?岡田さんの描くストーリーとキャスト同士の化学反応とを合わせてお楽しみいただければと思います。ご期待ください!
清野は、19歳で出演した映画『TOKYO TRIBE』のアクションシーンが話題となるなど、数々の作品で体当たり演技に挑戦。昨夏公開の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』でも華麗な剣術を披露した。一方、黒柳徹子の自伝的ドラマ『トットちゃん!』主演をはじめ、幅広いキャラクターに挑戦してきた。
連ドラ出演は『婚姻届に判を捺しただけですが』(2021年10月期)以来で、プライベートでは昨年3月に第1子を出産してママとなった。
今回、初めて岡田氏の脚本作に参加となり、派手な身体表現は封印。やりたいことではなく、やらなければならないことで日常が埋まり、抱えた屈託は心の奥底にしまい込んでいる、振り向けばそこにいそうな等身大の女性役に向き合い、新境地開拓に挑む。
岡田氏は、連続テレビ小説『ひよっこ』『おひさま』『ちゅらさん』をはじめ、『にじいろカルテ』や、映画『いま、会いにゆきます』など、多数の名作を生み出してきた。オリジナル脚本となる今作では、時代に取り残され活気を失った街並みを背景に、さまざまな事情を抱えた女性たちに寄り添う。
清野演じる主人公・岸田サチは、足の不自由な母と二人暮らしで、生活のため休みなくバイトに励むキャラクター。そこへ、家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性や、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘が登場し、3人があるラジオ番組をきっかけに運命的に出会う。そして、心を通わせるなかで“奇跡”が起き、あたたかなストーリーが動き出す。
■清野菜名 コメント
――新ドラマ枠1作品目の主演となりますが、出演が決まった際の率直な感想は?
清野:日曜よる10時の新しいドラマ枠に、トップバッターとして挑戦できることがとてもうれしかったです。ただひたすら楽しく演じていけたらいいなと率直に思いました。
――演じられるのはどのような役どころでしょうか。またどういったところを意識して演じたいですか。
清野:演じる岸田サチは、身近にいそうな等身大の20代の女性です。平凡な毎日をただ生きていて、お金も趣味もなく、友だちもいなくて、車イス生活をしている母と二人暮らしをしていますが、その中で、かけがえのない友情と出会い変化していく様子が描かれます。性格的には、自分の感情を表現することが苦手で、とても不器用な子。そうした部分を私自身が深く理解して、繊細に演じていけたらいいなと思っています。最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています。
――脚本は岡田惠和さんとなります。脚本を読まれた感想はいかがでしょうか。
清野:これまで、友情について改まって深く考えたことはなかったのですが、脚本を読ませていただいて、何気ない会話でも友だち同士だと盛り上がったり爆笑しあえたり、相手のことを自分のことのように喜べたり悲しんだり怒ったり…。そういう関係性がとてもすてきで、友情って改めて本当にいいものだなと感じることができました。まだ数話ではありますが、脚本を読めば読むほど心が温まっていく感覚があって、すごく優しい気持ちになれる作品だと感じているので、視聴者の方にも日曜のよる10時に、心を温めにきてほしいなと思っています。演じる上では、友情に基づいた会話劇になるので、共演するみなさんとコミュニケーションをしっかり取って、セリフを超えたものを表現できたらいいなと思っています。そのためにも、おけいこはいっぱいしたいです!
――1年半ぶりの地上波連続ドラマの出演となりますが、意気込みをお聞かせください。
清野:この一年半、自分にも大きな変化があった中での出演作になりますし、期間が空いたということで緊張している面もありますが、脚本を読んでからは、緊張を越えて期待の方が大きくなっています。この素敵な作品で、岡田さんの世界観にたっぷり浸れることを楽しみたいと思います。
■岡田惠和 コメント
ABCさんの新枠第一弾を任せていただきとても光栄です。そして清野菜名さんと初めてタッグ組ませていただきます。強くてしなやかで、美しく親しみのあるお芝居をされる俳優さんです。『キングダム2』のキョウカイ役も、『耳をすませば』の雫役もどちらもすてきなのはすごいなぁと、昨年は思っておりました。
日常という戦場で、誰に褒められるわけではないけど、しっかりと逃げずに踏ん張って戦い続ける女性たちの物語です。そんな女性たちに神様はちょっとしたプレゼントをしてくれます。だからきっと大丈夫。ささやかだけど、視聴者の皆さんと共に今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたいと思っています。
■清水一幸プロデューサー コメント
この度、新枠のドラマ第一弾として、『日曜の夜ぐらいは...』を制作します。脚本は岡田惠和さんの完全オリジナル。主演は清野菜名さんに演じていただくこととなりました。
主人公・サチの人物像が固まっていく中で、“この役は清野さんに”との思いは、岡田さんと完全に一致していたので、快諾をいただいたき感謝しております。元気で快活、美しさと瑞々しさを持つ、清野さんが演じることは、新ドラマ枠のコンセプトに掲げる、「見る人の背中を押す作品」にまさにぴったりです!
ドラマは、友情を育む3人の出会いから始まる、笑いあり恋愛要素あり、セリフ量多めの会話劇となります。新枠の船出としてはこの上ないメンバーが集まっております。そこで清野さんがどんな演技を見せてくれるのか?岡田さんの描くストーリーとキャスト同士の化学反応とを合わせてお楽しみいただければと思います。ご期待ください!
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2023/01/20