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ミシェル・ヨー&キー・ホイ・クァン、GG賞ダブル受賞作『エブエブ』本予告

 先日発表された「第80回ゴールデングローブ賞」でミシェル・ヨーが主演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞を受賞した、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(3月3日公開)の本予告が解禁となった。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(3月3日公開)(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(3月3日公開)(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

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 スタジオA24作品史上No.1ヒットを記録した同作は、ごく普通のおばさんエヴリン(ミシェル・ヨー)が、“別の宇宙(ユニバース)から来た”と名乗る夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)から「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と壮大過ぎる使命を背負わされ、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れて、救世主に覚醒。予想も常識も遙かに超えた闘いに挑んでいく。

 新たに解禁となった本予告では、全宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”の正体が明らかに。その正体は、反抗期まっただ中の実の娘ジョイ(ステファニー・スー)だった! 衝撃の真実を知ったエヴリンは暴走する娘を止め、全人類を救うため、“別の宇宙の自分”にリンクし、彼女たちが持つスキルにアクセスできる“バース・ジャンプ”というパワーを習得。カンフーマスター、女優、料理人、歌手―ありとあらゆるマルチバースを飛び回り新たなヒーローへと覚醒する。

 廃れたコインランドリーから一転、豪華絢爛なパーティー、カンフー映画のセット、さらに富士山と新幹線が登場する日本を彷彿とさせる世界まで、まるで一本の映画とは思えない、全人類未体験のマルチバース・バトルが繰り広げられる中、終盤では「宇宙なんてどうだっていい、私はあんたと一緒にいたい」と全宇宙の命運を投げ捨ててでも家族を守ろうとするエヴリンの姿が描かれ、感動ドラマの予感も。埒外の戦いの果てに一体どんな感動と驚きが待ち受けるのか、期待が高まる。

 あわせて一新された本ポスターは、 ファイティングポーズをキメたエヴリンを中心に、小指で腕立て伏せを魅せるカンフーエヴリン、異様に伸びた指を持つSF風のエヴリン、さらに奇想天外なマルチバースの登場人物たちが散りばめられ、鮮明なレッドが只ならぬカオス感を漂わせている。

 本作にはファミリードラマ、SF、哲学、カンフーなど、さまざまな要素を含む12ものストーリーラインを組み込まれている。ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートの両監督は「さまざまな要素を盛り込んだ映画だが、この映画を一番簡単に言えば、混沌の中で家族に目を向けることの大切さを学ぶ母親の話だね」と語っており、荒唐無稽でカオスなアクション・エンターテイメントでありながら、「もしも、あの時、あの選択をしていれば…」と誰にでもある素朴な思いに共感できる人間ドラマとしての魅力も十分だ。

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