俳優の大泉洋、有村架純、目黒蓮（Snow Man）、柴咲コウ、廣木隆一監督が10日、都内で行われた映画『月の満ち欠け』大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。目黒の身長を抜きたいということで、大泉は厚底ブーツを履いて登場すると、カクカクした不自然な歩き方に会場は大爆笑となった。

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　冒頭のあいさつで大泉は「なんか大ヒット舞台あいさつということで、気持ちが高ぶっているのか、いつもより視界が高く感じる。2階席が近く感じる」と厚底ブーツ効果で身長が高くなっていることを実感。

　終始ドヤ顔する大泉の姿に目黒は「すみません、話が入ってこないです。厚底が気になって…。こんな厚底見たことがない」とイジると、大泉は「は？　いつもこうですよ？　あれ？（目黒は）小さくなったか？　忙し過ぎるのかな？　きょう大丈夫か？　お前、小さいぞ」とイジリ返した。

　すると目黒は「いつも僕が厚底を履いてくるからって…」とさらに茶々を入れると、大泉は「お前がいつもいつも厚底を履いてくるから！　俺は発注したんだよ、きょう！　竹下通りで買ってきたらしい。スタイリストさんが」と打ち明けて笑いを誘った。

　目黒はこの日、厚底ブーツを履いておらず、有村や柴咲たちと並ぶと一人だけ身長が高い見た目になっており「きょうに限ってお前、普通じゃねーか！　有村さんと、柴咲さんの横でバカみたいにデカイやつになってる。監督と並んだら異常な人間。進撃の巨人みたいになってる」と自虐気味に語った。

　最後に大泉は「（目黒に）負けたくなかった！　どうしても、最後のチャンスだったから。早くフォトセッションしたい」と話していた。

　今作は、直木賞作家・佐藤正午による同名小説を実写化。仕事も家庭も順調だった小山内堅（大泉洋）の日常は、愛する妻・梢（柴咲コウ）と娘・瑠璃のふたりを同時に失ったことで一変する。そこへ、娘の瑠璃は、正木瑠璃（有村架純）という女性の生まれ変わりなのではないか、と言い出す大学生・三角哲彦（目黒蓮）が現れる。「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こした“奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリー。