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【オリコンドラマ満足度】長澤まさみ『エルピス』初1位、業界タブー描く展開に「テレビの世界ってめんどくさい…」視聴者の声

 オリコンの最新ドラマ満足度(11月22日〜11月28日放送を対象)調査では、長澤まさみ主演の『エルピス―希望、あるいは災い―』(関西テレビ・フジテレビ系)が初の首位を獲得した。これまで首位を維持していた『silent』(フジテレビ系)は、サッカーワールドカップ中継のため24日が当週の放送が休止だった。

長澤まさみ (C)ORICON NewS inc.

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 『エルピス』は、実在の複数の事件から着想を得て描かれた社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と仲間たちが、女性連続殺人事件のえん罪疑惑を追い、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく。うだつのあがらない若手ディレクター岸本拓朗役を眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩である報道局のエース記者・斎藤正一役を鈴木亮平が務める。

 満足度の推移は、オリジナル脚本で様子見の視聴者が多い中、初回87Pt(100Pt満点)の高数値を記録。2話目以降は95Pt、93Pt、96Pt、95Ptと90Pt台を維持し、今回の6話目で96Ptを獲得して初1位となった。

 満足度の内訳は、録画を含む「視聴量」、「主演」、「主演以外」、「内容」、Twitterの「話題性」の5項目(各20Pt)のうち、2話目以降で「主演」「主演以外」「内容」が満点。「話題性」は19Ptまで伸びており、「視聴量」が17Ptだった。

 シリアスで重厚感のある演出と物語、出演者の熱演が見どころの本作。視聴者からは、「出演者がみんな上手すぎて尊敬するレベル」、「テーマは重いけど淡々と物語が進む演出で、その加減が絶妙にいい」、「長澤まさみの迫真の演技に引き込まれる」、「眞栄田郷敦の凄みのある演技がいい」と絶賛。また、テレビ局や政治のタブーに切り込んだ内容に、「今まで類を見ない内容で、のめり込んで観てしまう」、「単なる考察系ミステリーではなく、社会派のテーマも扱っているのが面白い」、「テレビの世界ってこんなにめんどくさいのか…」などと関心が集まっていた。

 このほか、2位に平野紫耀主演『クロサギ』(TBS系)、3位に吉沢亮主演『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)がランクイン。次週は『silent』8話が対象となり、ランキング上位がどのように変動するのか注目だ。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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