全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた『アバター』(2009年)で映画の頂点を極めたジェームズ・キャメロン監督が、13年間心血を注いだシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』がいよいよベールを脱ぐ。今週末10日にはキャメロン監督や主要キャスト陣の来日も控えているが、先んじて10月に来日していた本作のプロデューサーで長年ジェームズ・キャメロンとタッグを組んできたジョン・ランドー氏は、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が目指しているゴールについて語ってくれた。
ジェームズ・キャメロンは、監督、脚本を務めた『ターミネーター』が大ヒットしてその名を世界中に知らしめ、その後も『エイリアン2』、『ターミネーター2』など、名作SF映画を世に送り出していった。そして、1997年公開の『タイタニック』で当時の歴代最高興収記録を打ち立て、アカデミー賞歴代最多タイの11部門での受賞を果たした。『タイタニック』の記録を超える作品が生まれない中、ジェームズ・キャメロン監督が『タイタニック』以来12年ぶりに手がけた劇場公開作品が『アバター』だった。
『アバター』は世界中で社会現象を巻き起こし、『タイタニック』を抜いて世界最高興収記録を自ら更新。19年に『アベンジャーズ/エンドゲーム』にその座を奪われたが、その後、リマスター版の公開により、『アバター』が全世界興行収入歴代1位に返り咲き、その記録を保持し続けている。
まず『アバター』が全世界歴代興行収入第1位に君臨し続けていられるのはなぜだと思うか聞いた。
「普遍的なテーマのある時代を超えるストーリーだったからだと思います。普通の人が、地球外のパンドラという星に行くストーリーです。そのパンドラは夢でしか見られないような神秘の星です。一番大切なのはそこに、自分でも驚くくらい気にかけてしまうキャラクターたちがいることです」
『アバター』は、緻密に作り上げられたパンドラの唯一無二の世界観を、革新的な映像技術で映像化したSF超大作だ。パンドラを舞台に、先住民族ナヴィと人間の資源をめぐる抗争というストーリーの裏に、人間が抱える普遍的な業や問題提起が込められていた。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、「スケールはより大きく、そして、ストーリーはより深みを増しています。前作にはいなかった新しいキャラクター、特に10代のキャラクターたちが登場し、彼らの成長や家族愛も描いています。観客を別世界にお連れします。現実逃避ができる映画です」と、前作を超えるストーリーに自信をのぞかせる。
『アバター』の記録を『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が超える、そんな期待をどれくらい持っているのだろうか。
「そういうことは気にしていません。それぞれの映画はそれぞれの時間の中で生きていると思います。『アバター』もそうだったけれど、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の最終ゴールというのは、観客の方に楽しんでいただくこと。(メディア向けに18分のフッテージ映像を上映した際)皆さんがスクリーンを観ている時、私はスクリーンを観ている皆さんを見ていました。皆さんが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の世界に引き込まれていたように見えました。それだけで、フィルムメーカーとしては満足なんです」
観客の反応が良ければ、興行収入はおのずと後からついてくるということだろう。ランドー氏は続けて、「私はラッキーなことにオスカーを受賞しました。それから興行歴代世界第1位の記録も持っています。けれどもそれはそんなに私にとっては大事なことではないんですね、私にとって大切なのは個人的な反応です。映画を観て『素晴らしかった』と言ってくれる、一人ひとりの反応が私にとってはとても大切です」と、話していた。
ジェームズ・キャメロンは、監督、脚本を務めた『ターミネーター』が大ヒットしてその名を世界中に知らしめ、その後も『エイリアン2』、『ターミネーター2』など、名作SF映画を世に送り出していった。そして、1997年公開の『タイタニック』で当時の歴代最高興収記録を打ち立て、アカデミー賞歴代最多タイの11部門での受賞を果たした。『タイタニック』の記録を超える作品が生まれない中、ジェームズ・キャメロン監督が『タイタニック』以来12年ぶりに手がけた劇場公開作品が『アバター』だった。
『アバター』は世界中で社会現象を巻き起こし、『タイタニック』を抜いて世界最高興収記録を自ら更新。19年に『アベンジャーズ/エンドゲーム』にその座を奪われたが、その後、リマスター版の公開により、『アバター』が全世界興行収入歴代1位に返り咲き、その記録を保持し続けている。
まず『アバター』が全世界歴代興行収入第1位に君臨し続けていられるのはなぜだと思うか聞いた。
「普遍的なテーマのある時代を超えるストーリーだったからだと思います。普通の人が、地球外のパンドラという星に行くストーリーです。そのパンドラは夢でしか見られないような神秘の星です。一番大切なのはそこに、自分でも驚くくらい気にかけてしまうキャラクターたちがいることです」
『アバター』は、緻密に作り上げられたパンドラの唯一無二の世界観を、革新的な映像技術で映像化したSF超大作だ。パンドラを舞台に、先住民族ナヴィと人間の資源をめぐる抗争というストーリーの裏に、人間が抱える普遍的な業や問題提起が込められていた。
『アバター』の記録を『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が超える、そんな期待をどれくらい持っているのだろうか。
「そういうことは気にしていません。それぞれの映画はそれぞれの時間の中で生きていると思います。『アバター』もそうだったけれど、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の最終ゴールというのは、観客の方に楽しんでいただくこと。(メディア向けに18分のフッテージ映像を上映した際)皆さんがスクリーンを観ている時、私はスクリーンを観ている皆さんを見ていました。皆さんが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の世界に引き込まれていたように見えました。それだけで、フィルムメーカーとしては満足なんです」
観客の反応が良ければ、興行収入はおのずと後からついてくるということだろう。ランドー氏は続けて、「私はラッキーなことにオスカーを受賞しました。それから興行歴代世界第1位の記録も持っています。けれどもそれはそんなに私にとっては大事なことではないんですね、私にとって大切なのは個人的な反応です。映画を観て『素晴らしかった』と言ってくれる、一人ひとりの反応が私にとってはとても大切です」と、話していた。
2022/12/09