文学、映画・演劇、新聞、放送などの文化活動で創造的業績をあげた個人・団体に贈られる『第70回菊池寛賞』贈呈式が12月上旬、都内ホテルで行われた。受賞者の羽生結弦(27)がビデオメッセージを寄せ、これまでのスケート人生を振り返った。
羽生はビデオメッセージで喜びを語りつつ「私の人生のそのほとんどは、夢への道でした。希望と絶望の連続でした」と告白。
毎日の練習の中で成功と失敗の連続で「失敗の日の方が多かったと思います。やっとできたと思ったら、その10秒後にはできなくなっていて、それから10日以上成功しない日もありました。4回転ジャンプでは、1ヶ月に1回成功するかしないかの時期もありました。成功すればまた失敗する」と苦労を語った。
続けて「私はオリンピックで連覇という夢を叶えました。そして私はオリンピックで4回転半ジャンプを飛ぶ夢をつかみ取ることができませんでした。その時私は、報われない努力もあるということを感じました。今までの努力の日々は、無駄な日々だったとも思いました」と赤裸々に打ち明けた。
輝かしい功績を残してきた羽生だが「夢は叶うわけではありません。努力が実るわけではありません。頑張ったところで夢が叶う人は、本当に限られた人だけです。社会の理不尽によって諦めることもあると思います」、「私の人生はたくさんの選択の連続でした。その選択がすべて正解だったかわかりません。その二択の積み重ねで、選ばれた今は正解なのか、不正解なんかわかりません」ときっぱり。
しかし「ただ、私はすべての選択に意味を持たせたいと思っています。選択によって失敗、ケガをしたとしても意味を持たせたい。その時は意味がないと思っても、振り返った時に意味があったことだと思えるように生きていきたい。挑戦はまだ続きます。まだまだ続けます。これから先の選択も悩み迷うと思いますが、この選択があったからこと未来があると思えるように今を選び続けます」と力を込めた。
同賞は昭和27年、小説家で文藝春秋創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として創設。文学、映画・演劇、新聞、放送などの文化活動で創造的業績をあげた個人・団体に贈られる。今回は羽生のほか、宮部みゆき氏、三谷幸喜氏らが受賞した。
羽生はビデオメッセージで喜びを語りつつ「私の人生のそのほとんどは、夢への道でした。希望と絶望の連続でした」と告白。
毎日の練習の中で成功と失敗の連続で「失敗の日の方が多かったと思います。やっとできたと思ったら、その10秒後にはできなくなっていて、それから10日以上成功しない日もありました。4回転ジャンプでは、1ヶ月に1回成功するかしないかの時期もありました。成功すればまた失敗する」と苦労を語った。
続けて「私はオリンピックで連覇という夢を叶えました。そして私はオリンピックで4回転半ジャンプを飛ぶ夢をつかみ取ることができませんでした。その時私は、報われない努力もあるということを感じました。今までの努力の日々は、無駄な日々だったとも思いました」と赤裸々に打ち明けた。
輝かしい功績を残してきた羽生だが「夢は叶うわけではありません。努力が実るわけではありません。頑張ったところで夢が叶う人は、本当に限られた人だけです。社会の理不尽によって諦めることもあると思います」、「私の人生はたくさんの選択の連続でした。その選択がすべて正解だったかわかりません。その二択の積み重ねで、選ばれた今は正解なのか、不正解なんかわかりません」ときっぱり。
しかし「ただ、私はすべての選択に意味を持たせたいと思っています。選択によって失敗、ケガをしたとしても意味を持たせたい。その時は意味がないと思っても、振り返った時に意味があったことだと思えるように生きていきたい。挑戦はまだ続きます。まだまだ続けます。これから先の選択も悩み迷うと思いますが、この選択があったからこと未来があると思えるように今を選び続けます」と力を込めた。
同賞は昭和27年、小説家で文藝春秋創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として創設。文学、映画・演劇、新聞、放送などの文化活動で創造的業績をあげた個人・団体に贈られる。今回は羽生のほか、宮部みゆき氏、三谷幸喜氏らが受賞した。
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2022/12/02