ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

小栗旬、大河主演に「悔いなし」 『鎌倉殿の13人』1年5ヶ月の撮影終了を報告

 俳優の小栗旬が北条義時役で主演を務める、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の撮影がきょう25日、終了したことをNHKが発表した。小栗は「今現在は悔いが残っていないというところまで来られたことは俳優として大きな喜びです」と、万感の思いを込めた。

鎌倉御所・執務室にて。義時(小栗旬)と大江広元(栗原英雄)はあることを計画する=『鎌倉殿の13人』最終回(第48回)の場面写真(※クランクアップ時のシーンではありません)(C)NHK

鎌倉御所・執務室にて。義時(小栗旬)と大江広元(栗原英雄)はあることを計画する=『鎌倉殿の13人』最終回(第48回)の場面写真(※クランクアップ時のシーンではありません)(C)NHK

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 昨年6月のクランクインから約1年5ヶ月にわたる撮影を終えた小栗は「今はまだ終わった実感がないというのが本音です。これだけ時間をかけて一人の人物を生き抜くということをさせてもらえたことは本当にすごい財産で、今後の自分にとって糧になる経験でした」などとコメント(全文は下段に掲載)。

 制作統括の清水拓哉氏は「小栗さん最後の撮影となった最終回のラストシーン。もはや小栗旬ではない北条義時の、手負いの獣のような姿に、見ていて窒息しそうになりました。『もう政子になれないのが悲しい』小池栄子さんはそう言って泣きました。スタッフみんなも泣きました」と、現場の様子を伝えている。放送は、12月18日が最終回(第48回)となる。

鎌倉御所・執務室にて。息子・泰時(坂口健太郎)から京の情勢報告を聞く義時(小栗旬)(※クランクアップ時のシーンではありません)(C)NHK

鎌倉御所・執務室にて。息子・泰時(坂口健太郎)から京の情勢報告を聞く義時(小栗旬)(※クランクアップ時のシーンではありません)(C)NHK

写真ページを見る

■小栗旬のコメント(全文)
 今はまだ 終わった実感がないというのが本音です。これだけ時間をかけて一人の人物を生き抜く ということをさせてもらえたことは本当にすごい財産で、今後の自分にとって糧になる経験でした。 途中からは、芝居について「ここはどうしようかな」と考えることが減っていって、「自分の歩んできた義時だったらこうするだろうな」ということをただただ淡々とやってきたという感じです。それを最後の最後まで、みんなに撮りきってもらい、今現在は悔いが残っていないというところまで来られたことは俳優として大きな喜びです。そういう現場を過ごしてきて、いま、こういう自分がいるという状態ですので、それを最後まで見届けていただけたら幸いです。

■制作統括・清水拓哉氏のコメント(全文)
 三谷幸喜さんと面白い大河を作ると決めてから、やるべきことを一個一個丁寧に考えてやってきました。小栗旬さんをはじめとして最高にして最愛のキャストとスタッフが集まり、こんなに熱烈な反響をいただいていること、心の底からうれしく思います。 小栗さん最後の撮影となった最終回のラストシーン。もはや小栗旬ではない北条義時の、手負いの獣のような姿に、見ていて窒息しそうになりました。「もう政子になれないのが悲しい。」小池栄子さんはそう言って泣きました。スタッフみんなも泣きました。誰一人クランクアップしたくない作品でした。退場していった者たちの思いを胸に、残された者たちが最後まで鎌倉で命を燃やします。最終章、ぜひお楽しみに。

関連写真

  • 鎌倉御所・執務室にて。義時(小栗旬)と大江広元(栗原英雄)はあることを計画する=『鎌倉殿の13人』最終回(第48回)の場面写真(※クランクアップ時のシーンではありません)(C)NHK
  • 鎌倉御所・執務室にて。息子・泰時(坂口健太郎)から京の情勢報告を聞く義時(小栗旬)(※クランクアップ時のシーンではありません)(C)NHK

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索