人気漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』の原作者・井上雄彦氏が20日、自身のブログを更新し、新作アニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』(12月3日公開)について語った。
ブログでは「映画を作り始めてから数年が経ち、いよいよ完成が近づいてきました」と報告。
「新しいものを作れるのは、これまでの道のりがあってこそだと実感しています。1990年から96年の連載時期、そして今日までの長い年月。ジャンプで、単行本で漫画を読んでくれた人たち、TVアニメを見てくれた人たち、そしてリアルタイムでなく新たに出会ってくれた方たち、ありがとうございます」とファンに感謝した。
原作はすでに完結しているが、月日を重ねたことで「キャラクターたちは、連載が終わってからも引き続き自分の中で生きている感じがあります。新装版やイラスト集などで新しく描き下ろすたびにどこかから呼び出して、命を新たに吹き込んでいる感じで更新されていく、歳は取らないけど生きている、そういう感覚があります」と心境。
「その中で、自分が歳を重ねるにつれてキャラクターたちをとらえる視点の数も少しずつ増えていく。こいつはこんなヤツだったのか、こんなことがあったのかと、いろいろな視点が浮かんで、その度にメモが少しずつ増えていきました。更新されてきました。昔、30年前には見えなかった視点もあれば、連載中からあったけどその時には描けなかった視点もあります」。
そして、新作映画に触れ「それらのいくつかが生かされたという意味で、今回の映画は新たな視点で描いたスラムダンクと言えます。キャラクターたちの新たな絵を描く時のように、何度も描いてきたはずだけど初めて出会う人のように、この映画も新たな命のようなものを持つことを願って取り組みました」と説明。
「知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めて見るスラムダンク。そんな感じで気軽に楽しんでもらえたら嬉しいです。制作はいよいよ最後の上り坂をスタッフ皆で登っている最中です」と思いを伝えた。
『スラムダンク』は、『週刊少年ジャンプ』で1990年42号から1996年27号まで連載していたバスケットボール漫画が原作。湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の主人公・桜木花道が、チームメイトの流川楓との衝突や強豪校との試合の中で才能を急速に開花させていく姿が描かれている。
手に汗握る試合の描写やバスケに青春を懸ける登場人物たちが、読者の共感を呼び圧倒的な支持を受け、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破。その影響からバスケを始める少年少女が続出し社会現象に。『週刊少年ジャンプ』が前人未到の最大発行部数653万部を達成した1995年新年3・4合併号では全ページフルカラーで巻頭を飾った。1993年〜1996年にテレビアニメが全101話放送され、劇場アニメも数作、公開。
2020年に連載30周年を迎え、新作映画は2021年1月に原作者の井上雄彦氏が自身のツイッターで「【スラムダンク】映画になります!#slamdunkmovie」とサプライズ発表し、ファンを驚かせた。ストーリーやキャスト情報は明かされていないが、監督・脚本は原作者の井上雄彦氏が担当する。
ブログでは「映画を作り始めてから数年が経ち、いよいよ完成が近づいてきました」と報告。
「新しいものを作れるのは、これまでの道のりがあってこそだと実感しています。1990年から96年の連載時期、そして今日までの長い年月。ジャンプで、単行本で漫画を読んでくれた人たち、TVアニメを見てくれた人たち、そしてリアルタイムでなく新たに出会ってくれた方たち、ありがとうございます」とファンに感謝した。
原作はすでに完結しているが、月日を重ねたことで「キャラクターたちは、連載が終わってからも引き続き自分の中で生きている感じがあります。新装版やイラスト集などで新しく描き下ろすたびにどこかから呼び出して、命を新たに吹き込んでいる感じで更新されていく、歳は取らないけど生きている、そういう感覚があります」と心境。
「その中で、自分が歳を重ねるにつれてキャラクターたちをとらえる視点の数も少しずつ増えていく。こいつはこんなヤツだったのか、こんなことがあったのかと、いろいろな視点が浮かんで、その度にメモが少しずつ増えていきました。更新されてきました。昔、30年前には見えなかった視点もあれば、連載中からあったけどその時には描けなかった視点もあります」。
そして、新作映画に触れ「それらのいくつかが生かされたという意味で、今回の映画は新たな視点で描いたスラムダンクと言えます。キャラクターたちの新たな絵を描く時のように、何度も描いてきたはずだけど初めて出会う人のように、この映画も新たな命のようなものを持つことを願って取り組みました」と説明。
「知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めて見るスラムダンク。そんな感じで気軽に楽しんでもらえたら嬉しいです。制作はいよいよ最後の上り坂をスタッフ皆で登っている最中です」と思いを伝えた。
『スラムダンク』は、『週刊少年ジャンプ』で1990年42号から1996年27号まで連載していたバスケットボール漫画が原作。湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の主人公・桜木花道が、チームメイトの流川楓との衝突や強豪校との試合の中で才能を急速に開花させていく姿が描かれている。
手に汗握る試合の描写やバスケに青春を懸ける登場人物たちが、読者の共感を呼び圧倒的な支持を受け、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破。その影響からバスケを始める少年少女が続出し社会現象に。『週刊少年ジャンプ』が前人未到の最大発行部数653万部を達成した1995年新年3・4合併号では全ページフルカラーで巻頭を飾った。1993年〜1996年にテレビアニメが全101話放送され、劇場アニメも数作、公開。
2020年に連載30周年を迎え、新作映画は2021年1月に原作者の井上雄彦氏が自身のツイッターで「【スラムダンク】映画になります!#slamdunkmovie」とサプライズ発表し、ファンを驚かせた。ストーリーやキャスト情報は明かされていないが、監督・脚本は原作者の井上雄彦氏が担当する。
『THE FIRST SLAM DUNK』
— 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式 (@movie_slamdunk) October 15, 2022
2022.12.3
本ポスターを公開!
本日より全国映画館での掲出が始まりました。
その他にもいくつかお知らせがございます。
ぜひご確認ください。
↓↓↓詳細はこちら↓↓↓https://t.co/okySYRrmJY#SLAMDUNK #SLAMDUNKMOVIE pic.twitter.com/A1GtbqGruI
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2022/10/20