ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

一青窈、若手俳優たちへ熱いエール「躊躇せずにやってほしい」 師匠・仲代達矢のような大成を期待

 歌手の一青窈が15日、都内で行われた映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつに参加した。

映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつに参加した一青窈 (C)ORICON NewS inc.

映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつに参加した一青窈 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 本作は、仲代達矢の私塾である無名塾で研鑽(けんさん)を積む、若手俳優の上水流大陸、中山正太郎、島田仁、朝日望を描いたドキュメンタリー。一青は主題歌と語りを務める。俳優陣と一緒に登壇した一青は「仲代さんは命を懸けて演じられているなという印象があった。このようなお話をいただけて、とてもうれしく思っております」と話していた。

 舞台あいさつでは、4人がそれぞれ抱負を語った。俳優としても活躍している一青は「今しかできないことがあるのが若さだと思っている。それを躊躇せずにやってほしい。『あの時、ああやっておけばよかった』というのは、もう絶対にできないので。後悔のない演技を常にすると、仲代さんのように雪の中に埋まって、これは死んでしまうかもしれないけど演じ続けられる。あれはやろうと思ってもなかなかできないけど、修行されたことで、どんなことでも乗り越えられる強さをお持ちになったと思う。『これはスゴい』という演技を叩き出してください」と熱くエールを送っていた。

 無名塾は俳優 仲代達矢と妻の宮崎泰子さんと、1975年に開設した俳優養成の私塾。数年おきに塾生を公募し、これまで200人以上の役者を送り出してきた。塾生は3年の修業期間の中で、仲代や塾の先輩の指導を受け、日曜日以外は朝から夜まで「芝居漬け」の生活を送る。第31期生は2017年〜2020年、上水流大陸、中山正太郎、島田仁、朝日望の4人は、新型コロナ感染拡大により卒塾式もないまま1年半を過ごした。そして2021年秋から、『左の腕』の全国87公演を終え、仲代から「ようやくプロになりかかったな」と声を掛けられた。仲代と4人は、師匠と弟子の関係。厳しくけいこが続くが、同じ舞台にも立つ。そんな若者たちが役者の道を目指す、ドキュメンタリーとなっている。

 舞台あいさつには、稲塚秀孝監督も参加した。

関連写真

  • 映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつに参加した一青窈 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつ(左から)稲塚秀孝監督、島田仁、中山正太郎、一青窈、上水流大陸、朝日望 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつに参加した上水流大陸 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつに参加した中山正太郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつに参加した島田仁 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『役者として生きる』の初日舞台あいさつに参加した朝日望 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索