俳優の松本まりか（38）が、21歳の時に出演したWEBドラマを16年ぶりに劇場用映画としてよみがえらせた『大きな古時計』（12月16日より全国で順次公開）の新たに制作された特報と場面写真が公開された。

【写真】その他の写真を見る

　同作は、2006年、ネットシネマ（日本初の動画配信サービス）で配信された実写ドラマをデジタルリマスター。細部にこだわった再編集、合成CGを要所に施すなど、新作よりも時間をかけてポストプロダクションに取り組んだ。

　物語は、1876年、米国の音楽家ヘンリー・クレイ・ワーク（Henry Clay Work）によって作曲、大ヒットした「Grandfather's Clock」（大きな古時計）誕生のきかっけとなった逸話を軸にした、両親を亡くした兄弟と一人の女性が織り成す瑞々しいラブストーリー。両親が営んでいた海辺の小さなホテルを継いだ料理人の兄・西野耕平役は松田悟志。画家を目指しながらホテルを手伝う弟・西野雅也役は藤沢大悟が演じている。

　解禁となった特報映像では、名曲「大きな古時計」に乗せて、11時5分で止まってしまった時計の謎を解き明かす断片的な映像に注目。さらに、場面写真には物語の軸となる兄弟と一人の女性の瑞々しい青春模様を映し出す写真が切り出されている。海辺のホテルで仲睦まじく過ごす3人に一体何があったのか？　誰も知らない名曲に隠された物語も気になるところだ。



★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」