俳優の妻夫木聡主演、映画『ある男』(11月18日公開)で、初の弁護士役に挑んだ妻夫木、幼い子どもを病気で失う母親を演じた安藤サクラ、伐採(ばっさい)シーンがあった窪田正孝のそれぞれの役作りについて紹介する。
「第70回読売文学賞」を受賞した平野啓一郎の同名小説を、『蜜蜂と遠雷』 の石川慶監督が映画化した本作。弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、亡くなった夫・大祐(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。愛したはずの夫は、名前も過去もわからないまったくの別人だったというだ。「ある男」の正体について調査を進める城戸は、さまざまな人物からの話を聞き、真相に迫っていくヒューマンミステリー。
妻夫木は、クランクインの前に、実際の裁判を傍聴したり、現役の弁護士に取材を重ねる一方、息子役の子役と一緒に遊ぶなど、入念な役作りを行なっていた。
安藤は、原作を読んだ際に里枝の壮絶な人生に胸が締め付けられ、文字を追うのが苦しくなるほどだったが、医学書や闘病記を読み込み、子どもを病気で失った里枝という女性に寄り添うようにアプローチした。宮崎弁の特徴を方言監修からヒアリングし、監督やスタッフとも綿密に話し合いを重ねていたという。
里枝の夫・大祐を演じた窪田は、過去パートに向けて体づくりとトレーニングに励み、フィジカル面での役作りに奮闘。林業シーンの練習では「初めて木を切る体験をした時、自分の喉元を切るような感覚になり、植物から命の重さを感じさせられた気がした」と振り返り、この感覚が演じる上で大きなヒントになったと語っている。
同映画は2021年1月にクランクイン。撮影は大祐の過去パートからの撮影となり、その後、里枝と大祐が暮らす宮崎パートへと進んでいく。メインの舞台となる文房具店は、山梨県笛吹市に実際あった商店を文房具店へと飾り込んでの撮影となった。その頃には真冬の2月に入っており、本編冒頭に出てくる雨のシーンなどは、雨降らしの後で道路が凍らないように、スタッフ総出で水処理を行うなど、厳しい寒さの中での撮影が続いた。
また、城戸が大祐の兄・恭一を訪ねるシーンは、原作と同じく群馬の伊香保温泉での撮影となった。雪も降る中、地元のエキストラも参加し、華やかな温泉街の雰囲気が再現された。ロケは営業中の旅館を一棟ごと貸し切らせてもらっての撮影だったため、スタッフ・キャストは極寒での撮影後、温泉で身体を温めることができたという。
妻夫木は同作について「人生に正解はない。かといって間違いもない。どんな答えであってもいいと思う。だから恐れずに向き合って欲しい。観てくださった方にとって、この作品が人生の道標のような存在になるのであれば僕は幸せです」と、並々ならぬ思いを明かしている。
「第70回読売文学賞」を受賞した平野啓一郎の同名小説を、『蜜蜂と遠雷』 の石川慶監督が映画化した本作。弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、亡くなった夫・大祐(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。愛したはずの夫は、名前も過去もわからないまったくの別人だったというだ。「ある男」の正体について調査を進める城戸は、さまざまな人物からの話を聞き、真相に迫っていくヒューマンミステリー。
安藤は、原作を読んだ際に里枝の壮絶な人生に胸が締め付けられ、文字を追うのが苦しくなるほどだったが、医学書や闘病記を読み込み、子どもを病気で失った里枝という女性に寄り添うようにアプローチした。宮崎弁の特徴を方言監修からヒアリングし、監督やスタッフとも綿密に話し合いを重ねていたという。
里枝の夫・大祐を演じた窪田は、過去パートに向けて体づくりとトレーニングに励み、フィジカル面での役作りに奮闘。林業シーンの練習では「初めて木を切る体験をした時、自分の喉元を切るような感覚になり、植物から命の重さを感じさせられた気がした」と振り返り、この感覚が演じる上で大きなヒントになったと語っている。
同映画は2021年1月にクランクイン。撮影は大祐の過去パートからの撮影となり、その後、里枝と大祐が暮らす宮崎パートへと進んでいく。メインの舞台となる文房具店は、山梨県笛吹市に実際あった商店を文房具店へと飾り込んでの撮影となった。その頃には真冬の2月に入っており、本編冒頭に出てくる雨のシーンなどは、雨降らしの後で道路が凍らないように、スタッフ総出で水処理を行うなど、厳しい寒さの中での撮影が続いた。
また、城戸が大祐の兄・恭一を訪ねるシーンは、原作と同じく群馬の伊香保温泉での撮影となった。雪も降る中、地元のエキストラも参加し、華やかな温泉街の雰囲気が再現された。ロケは営業中の旅館を一棟ごと貸し切らせてもらっての撮影だったため、スタッフ・キャストは極寒での撮影後、温泉で身体を温めることができたという。
妻夫木は同作について「人生に正解はない。かといって間違いもない。どんな答えであってもいいと思う。だから恐れずに向き合って欲しい。観てくださった方にとって、この作品が人生の道標のような存在になるのであれば僕は幸せです」と、並々ならぬ思いを明かしている。
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2022/10/07