俳優で歌手・菅田将暉の弟・菅生新樹が連続ドラマに初出演する『トップギフト』（LINE NEWS VISIONで10月7日配信開始）の追加キャストとして、石井杏奈、安達祐実、安藤政信、藤森慎吾、佐津川愛美の出演が発表された。

【写真】その他の写真を見る

　“縦型ドラマ”で新たな物語の伝え方を探究するレーベル「上下関係W（ワールド）」最新作。家族を支えてうつむいてばかりの少女・小雪が、天使と名乗る謎の男・天童から、自分や家族が“ある物”のせいで不幸になっていると告げられ、やがて驚がくの事実にたどり着くというストーリー。小雪の兄の元格闘家・山下恭四郎役で、菅生の出演が発表されていた。

　今回、新たにヒロイン・小雪役を石井、その母親・山下千尋役を安達が演じることが明らかになった。また、同じマンションの住人として、千尋の愛人で“ある物”の謎を知る男・五十嵐徹役を安藤、ひそやかに暮らす西島智希と友妃の夫婦役を藤森と佐津川が演じる。5名とも縦型映像作品へは初出演となる。

　なお、天使と名乗る謎の男・天童役は日本を代表するレジェンド俳優が務め、今月20 日に実施予定の完成報告会で発表される。平沼紀久監督がメガホンをとる。

■石井杏奈　コメント
幸せになれない、前を向くことを諦めた小雪の成長が描かれている脚本を読んで、高い壁を乗り越えるには、誰かを頼ること、誰かに弱さを見せること、それが大切なんだ、と私自身が大きな勇気をいただきました。毎日、山場のような濃くて重いハードな期間でしたが私も小雪と一緒に成長できた気がします。豪華な出演者の皆さんと同じ空間でお芝居することができとても幸せでした。縦型ドラマという新たなコンテンツでスマホを持つ多くの方々に、人を信じることの素晴らしさが届くことを願っています。

■安達祐実　コメント
不思議な世界、ファンタジー要素も多く詰め込まれたストーリーで楽しく脚本を読みました。私が演じる千尋は、いわゆるダメな母親で、この物語の元凶です。救いようのない人物ですが、逆にその浅はかさを開き直って演じようと思いました。撮影をしていても未知な部分がある展開で、私自身もどうできあがっているのか楽しみです。この不思議な世界観を、ぜひぜひ堪能していただければと思います。

■安藤政信　コメント
人の核に寄生し心を支配する男としては観る人たちから恥ずかしい背中をみせてしまっていますが、そんな闇黒な人物を自分なりに精一杯演じさせていただきました。普段の見慣れた横位置のアングルとは違う縦位置の関係から生まれる映像アートを楽しんでください。

■藤森慎吾　コメント
脚本を読んで、複雑に入り組んだ伏線が最後に回収されていく興奮がたまりませんでした！縦型のドラマに参加させて頂くことは今回が初めてでしたが、普段の撮影では無いような、縦型ならではのカット割や長回しのシーンが特徴的で楽しかったです。西島という役は少し謎めいた存在です。後半に正体が明らかになる時はお楽しみいただけるかと思います。ぜひご覧ください！

■佐津川愛美　コメント
脚本を読ませていただき、どんな展開になっていくのかドキドキするミステリアスな雰囲気で、スマホなどでこの世界観を覗いていただくのは面白そうだなぁと思いました。縦型ということで、共演者の方との距離感や位置関係が普段とは違う新鮮な面白さがありました。人間の深さやファンタジー感もお楽しみ頂ける作品になっていると思いますので、ぜひご覧ください！