俳優のブラッド・ピットが、3年ぶり（本人いわく）14回目の来日を果たし、22日夕刻、その姿を現したのは、東京都内のお寺。来日の目的である主演映画『ブレット・トレイン』（9月1日公開）で、ブラッド・ピットが演じた＜世界一運の悪い殺し屋＞レディバグにちなみ、悪運を払う厄除け・護摩祈祷を体験してもらったのだ。ご祈祷後、ブラッド・ピットは感動のあまり「涙目になってしまいました」と、涙をぬぐうような仕草も見せた。

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　ブラッド・ピットは「とにかく私はびっくりしているんです」と切り出し、お寺を訪れる目的について「レディバグがついてない男だから厄除けをしてもらう、楽しそうじゃないか、それくらい軽い気持ちで臨んだんです」と打ち明けた。

　「実際、経験してみたら、お寺も美しいですし、すべてがとても美しい体験でした。お坊さんたちもすてきで、涙目になってしまいました。感動しました。こういう経験をさせてもらえて、本当に感謝しています」と、護摩祈祷の迫力に圧倒された様子。

　さらにファンに向けて「日本という国が美しい、文化も美しい。ファンの皆さんに心を込めてお伝えしたい、Thank you（日本語で）どうもありがとう」とメッセージ送った。

　同映画は、伊坂幸太郎氏のベストセラー小説『マリアビートル』を、ブラッド・ピット主演のもと、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督がハリウッド映画化。全米2週連続1位を記録するヒットとなったミステリー・アクション。

　ブラッド・ピットとともに、来日中のタンジェリン役のアーロン・テイラー＝ジョンソン、デヴィッド・リーチ監督、監督の妻で本作のプロデューサーであるケリー・マコーミックも護摩祈祷に参加。

　初来日のアーロンも「圧倒された感じです。私は初来日ですので、何が起こるか、わからなかったんですが、ブラッドが言った通り美しかった。この映画で日本に来ることができて光栄に思います」と感動している様子だった。

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