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米倉涼子、ブラッド・ピット主演映画『ブレット・トレイン』吹替版に参戦

 俳優の米倉涼子が、ブラッド・ピット主演の映画『ブレット・トレイン』(9月1日公開)の日本語吹替版で、原作のタイトル(伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」)でもあり、ブラッド・ピットに指令を出す、本作最大のキーパーソンとも言える謎の女<マリア>(サンドラ・ブロック)役を演じることが発表された。あわせて、日本語吹替版本編映像も解禁となった。

映画『ブレット・トレイン』(9月1日公開)サンドラ・ブロック演じる<マリア>の吹替は米倉涼子が担当

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 今回米倉が声を演じたマリアは、ブラッド・ピット演じる殺し屋レディバグに、京都行きの超高速列車に乗ってブリーフケースを奪うよう、電話越しに指令を出す重要なキャラクター。ミッションを完了して次の駅ですぐ降りるはずだったレディバグだが、身に覚えのない殺し屋たちに次々と狙われ、マリアも予想しえなかった数々の人生最悪なアクシデントがレディバグに怒とうのごとく襲い掛かるのだった…。

 マリアは謎に包まれていて、機略に優れた役どころ。久しぶりに仕事復帰したばかりのレディバグに的確に指示を出しながら、唯一の味方として、不運続きで涙目のレディバグを時に励まし勇気づけ、任務遂行へと導こうとする。

映画『ブレット・トレイン』(9月1日公開)サンドラ・ブロック演じる<マリア>の吹替は米倉涼子が担当

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 映画の感想やアクションについて米倉は、「度重なるアクシデントで、息も止まってしまいそうでした。(アクションについて)見応えがあり、瞬きもできないほど!」とコメント。また今回、声を通しての“ブラッド・ピットとの共演”について、「小さい時から見ている大御所俳優なので、画面を通じて一緒にお芝居しているという感覚だけでも嬉しかったです」と、喜びの気持ちを語った。

 多くの個性的なキャラクターがひしめく中、どのキャラクターが一番好きか、という問いに対しては、「全員魅力的で、一人ひとりの戦い方も面白かったんですけど、やっぱり真田広之さん(エルダー役)が日本人として、しかもメインキャラクターとして出られているというのは、とてもうれしいです。すごく仲良くさせていただいている俳優さんなので、私まで誇り高い気分で見ていました」と笑顔を見せた。

 重ねて真田へのメッセージを聞かれると「相変わらず、殺陣は上手だし、もうハリウッドスターだなって、うらやましいな、ここまで来る所まで苦労されているのを、ずっと見てきていますから、、、カッコイイなと思います」とエルダー役で唯一無二の演技を魅せる真田を称賛。

 映画のキャッチコピーに例えて「人生最悪の瞬間」を聞かれると「私、最悪が一杯あるんですけど、電車のお話しなので電車にまつわる私の最悪なシーンは、特急電車とホームの間に落ちた事があります。傷だらけです…。誰も助けてくれなかったのですが、発車する前になんとか上に這い上がれました。まだ高校生で、制服を着ていたんですよね、短めのスカートにして。それで腿も全部10年くらい跡が取れなかったです」と驚きのエピソードを披露した。

 これから映画を観る方に向けて「アクションとしてもミステリーとしても楽しめる、暑い夏を吹き飛ばす最強のエンタメ作品です。また、殺し屋を演じたブラット・ピットと私が声を演じたサンドラ・ブロックの豪華2人の掛け合いも必見です。ぜひ映画館でお楽しみください!」と絶賛のコメントを寄せた。

映画『ブレット・トレイン』(9月1日公開)殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)に指令を出す、謎の女<マリア>(サンドラ・ブロック)

映画『ブレット・トレイン』(9月1日公開)殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)に指令を出す、謎の女<マリア>(サンドラ・ブロック)

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 あわせて解禁された本編映像は、とことんツイていない自分の運の悪さに落ち込む主人公レディバグ(吹替:堀内賢雄)に対し、なだめながら励ますマリアのシーン。レディバグは、列車内で次から次へと命を狙われるハメになり精神状態は不安定に、呼吸をなんとか整えながら「僕の悪運の底が抜けちゃって、とにかく電車を降りないと」とうずくまりながらすっかり意気消沈。しかしそんな彼を全て見透かしているかのように「深呼吸、ゆっくりね」「立ち上がって!立ち上がればもうすぐ仕事は終わるから」と優しく、しかし畳み掛けるようにマリアが声をかけると、謎の呼吸法(?)で自分を少しずつ安定させていく、という2人のナイスコンビっぷりに思わず気が抜ける、コミカルなシーンとなっている。

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