新型コロナウィルスの感染拡大により、漠然とした不安が蔓延していた2020年を題材にした群像劇、映画『散歩時間〜その日を待ちながら〜』が、12月9日より東京・新宿シネマカリテほかにて公開される。主人公となる、コロナ禍で結婚式を挙げることが叶わなかった夫婦を前原滉、大友花恋が演じる。
急激に生活様式が変わり、やりたかったことが叶わない現実に直面し、自然と社会の速度が緩やかになった日々。自分や家族と対峙する静かな時間を過ごしながら「これまで」と「これから」を考える、そんな散歩するようなゆっくりとした時間の中で生まれた、10代から40代まで世代も職業も異なる登場人物たちが、いつかきっと訪れる明るい未来へ一歩を踏み出す姿を、2020年の「しし座流星群」が降る一夜に乗せて描く。
監督を務めるのは、直木賞作家・道尾秀介原案の映画『名前』(18年)や『13月の女の子』(20年)、『僕たちは変わらない朝を迎える』(21年)などの戸田彬弘。自身もコロナで2度劇団公演が中止となり、苦しい思いをした部分を作品に反映させた。脚本は香取慎吾主演ドラマ『誰かが、見ている』(Amazonプライム・ビデオ、20年)で三谷幸喜氏との共作に抜てきされたガクカワサキが担当した。
主人公の恵紙亮介役を演じる前原、その妻・ゆかり役の大友のほか、柳ゆり菜、中島歩、篠田諒、めがね、山時聡真、佐々木悠華、アベラヒデノブ、そして高橋努らが出演する。
前原は「大変な世の中になっても、マスクで顔が、表情が見えなくても本当に大切なことは変わらない。 当たり前のことだけど、忘れがちなこと。 そんな事を改めて思い出させてくれる群像劇になっていると思います」。大友は「さまざまな不安を抱えながら全力で過ごした温かい撮影の日々を、すでに愛おしく思いました。不安定な世の中でも普通のフリをして生きている私たちに寄り添い、そっと包み込んでくれる作品です」と、コメントを寄せている。
急激に生活様式が変わり、やりたかったことが叶わない現実に直面し、自然と社会の速度が緩やかになった日々。自分や家族と対峙する静かな時間を過ごしながら「これまで」と「これから」を考える、そんな散歩するようなゆっくりとした時間の中で生まれた、10代から40代まで世代も職業も異なる登場人物たちが、いつかきっと訪れる明るい未来へ一歩を踏み出す姿を、2020年の「しし座流星群」が降る一夜に乗せて描く。
監督を務めるのは、直木賞作家・道尾秀介原案の映画『名前』(18年)や『13月の女の子』(20年)、『僕たちは変わらない朝を迎える』(21年)などの戸田彬弘。自身もコロナで2度劇団公演が中止となり、苦しい思いをした部分を作品に反映させた。脚本は香取慎吾主演ドラマ『誰かが、見ている』(Amazonプライム・ビデオ、20年)で三谷幸喜氏との共作に抜てきされたガクカワサキが担当した。
主人公の恵紙亮介役を演じる前原、その妻・ゆかり役の大友のほか、柳ゆり菜、中島歩、篠田諒、めがね、山時聡真、佐々木悠華、アベラヒデノブ、そして高橋努らが出演する。
前原は「大変な世の中になっても、マスクで顔が、表情が見えなくても本当に大切なことは変わらない。 当たり前のことだけど、忘れがちなこと。 そんな事を改めて思い出させてくれる群像劇になっていると思います」。大友は「さまざまな不安を抱えながら全力で過ごした温かい撮影の日々を、すでに愛おしく思いました。不安定な世の中でも普通のフリをして生きている私たちに寄り添い、そっと包み込んでくれる作品です」と、コメントを寄せている。
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2022/08/09