バレエカンパニー・バレエスクールを運営するK-BALLET(Kバレエ)とTBSが19日、都内で会見を開き、資本業務提携を結んだことを発表した。会見にはK-BALLETの熊川哲也社長、TBSの佐々木卓社長が出席し、提携に至った経緯や今後の展望を説明した。 この提携により、興行事業では引き続きTBS主催公演におけるグローバル展開を含めたさらなる成長支援に加え、KバレエとTBSがこれまで取引のなかった多様なステークホルダー、コンテンツホルダーとのコラボレーションを強化。バレエスタジオ事業ではKバレエスクールを通じた知育・教育事業分野の知見と、TBSが持つ地上波・インターネットを通じた発信力を組み合わせ、海外(特にアジア地域)公演事業とスクール事業の多拠点展開を推進する。 熊川は「晴れて一点の曇りもなく、この場をお借りして説明できるのをうれしく思います。株式会社Kバレエはさまざまな事業展開を考えている。資本提携により、自分がやりたいと思うことをスピードアップする機会になる」と声を弾ませた。 提携に至った理由を問われ「自分が50歳という節目の年齢を迎えた。また(自身が手掛けた)『白鳥の湖』は20歳くらいになった」と言及。作品は「これから100、200年、500年後も必ず上映し続けていくもの。我々の代が変わったとしても、その形式は絶対変わっちゃいけない」と訴え、TBSと提携することで「“作品が守られる”という、僕にとって最高のメリットがあった」と説明する。 一方、TBSの佐々木社長はアジアなどの海外展開を見据え「私たちはアジアでナンバーワンの芸術集団になる。僕らが背中を押させていただく。アジアの子どもたちににっこり笑ってもらう。それが我々の夢であります」と力強く宣言。そして「資本提携でより絆が深まり『やったー!』という感じです」と満面の笑みを浮かべた。
2022/07/19