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クライミング界に花咲く最強カップル、マーク&ブレットに注目

 思わず目もくらむ、崩れ落ちそうな岩と氷の断崖絶壁をものともせず、命綱をつけずにたった独りで頂点を目指す、フリーソロという無謀な登山スタイルを貫いたアルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレールのドキュメンタリー映画『アルピニスト』が本日(8日)より劇場公開される。

ドキュメンタリー映画『アルピニスト』(7月8日公開) (C)2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.

ドキュメンタリー映画『アルピニスト』(7月8日公開) (C)2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.

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 本作には、マークの人生を大きく変えた恋人、ブレット・ハリントンも登場する。彼女自身もまたクライマーとして名を馳せるアーティストであり、ふたりで高みを目指し、支え合う、クライミング界の最強カップルの物語も一つの見どころだ。

 マークがブレットと出会った当時、パーティにハマってしまったマークは、享楽的な快楽に溺れる日々を送っていた。まるで呼吸をするようにクライミングの世界に身を置いていたマークが、この時ばかりはすっかりクライミングへの情熱を失いかけていたという。ちょうどそんなタイミングで出会った女性がブレットだった。

 クライミングに情熱を注ぐ彼女の姿を目の当たりにし、次第にクライミングへの情熱を取り戻していったマーク。「クライミングこそ本物だと彼は気づいたの」と語るブレットの表情は、恋人同士だけでなく、高みを目指すクライマーの同志ならではの真剣さをもたたえている。

 ブレットとマークは対等なパートナーであり、クライマーとして互いを尊重し、高め合い、支え合うソウルメイト。同じ価値観を共有するふたりは、クライミングというアートを通じて、他の誰とも分かち合えない濃密で熱い時間を過ごしていく。

 ともすると天才肌で、孤高の雰囲気をかもし出すように見られがちなマークだが、その素顔は20代の若者。時には孤独に押しつぶされそうになる時もある。「山の中にひとりでいると君が恋しくなるよ」「さっさと下山して君の元へ帰りたいよ」――。マークが挑む挑戦は、我々には計り知れないような恐怖とスリルと隣り合わせだが、それゆえにブレットの存在が、マークの偉業の心の支えになっていたことは間違いない。そんな魂でつながったふたりの絆は、エンドロール後も私たちの心で生き続けるだろう。

 また、「第91回アカデミー賞」で長編ドキュメンタリー賞を獲得した『フリーソロ』で知られる世界的クライマー、アレックス・オノルドが、『アルピニスト』本編内でマークについて語っている映像も紹介する。

 アレックス自身も命綱なし、安全装置もなし、難易度の高い岩壁を、自分の手と足だけで登る危険なクライミングスタイルで、ヨセミテ国立公園エル・キャピタンでのフリークライミングを成功させたほか、パタゴニアのフィッツ・ロイの完全縦走を行うなど、数々の偉業を成し遂げ、天才の名を欲しいままにしてきた人物だ。

 常に死の危険と隣り合わせとなる状況では、少しの妥協、ミスが命取りになる。それでも自分のスタイルを貫き、数々のビッグウォールを攻略してきたアレックス。そんな彼をして「彼はクレイジー」と言わしめたマークとはいったいどんな人物なのか――?

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  1. 1. 命綱なしで岩壁を登る、天才クライマーのドキュメンタリー本編映像解禁
  2. 2. 映画『アルピニスト』猛暑をしばし忘れる 雪山で危険なクライミングを追体験
  3. 3. 孤高のアルピニストがドキュメンタリー制作を許可した理由「夢を与えられれば」
  4. 4. クライミング界に花咲く最強カップル、マーク&ブレットに注目
  5. 5. 『アルピニスト』学校になじめなかったマークを救った母親の決意
  6. 6. フリークライマー“世界のヒラヤマ”平山ユージ氏、ドキュメンタリー映画を撮影中と明かす
  7. 7. 山を愛したある登山家の25年の生涯が刻まれたドキュメンタリー『アルピニスト』

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  • ドキュメンタリー映画『アルピニスト』(7月8日公開) (C)2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.
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