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クリス・ヘムズワース、これまでの歩み ソー役オーディション蔵出し映像も

 今週8日に劇場公開を控える、マーベル・スタジオ映画『ソー:ラブ&サンダー』は、アベンジャーズの雷神ソーの集大成ともいえる作品だ。このたび、ソー、そしてソーを演じるクリス・ヘムズワースのこれまでの歩みを振り返る特別動画が解禁となった。

マーベル・スタジオ映画『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開) (C)Marvel Studios 2022

マーベル・スタジオ映画『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開) (C)Marvel Studios 2022

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 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)後の世界を舞台に、激闘の末多くの仲間を失い、いつしか戦いを避けるようになっていたアベンジャーズBIG3の一人、ソーがヒーロー卒業を宣言し、”自分探し“の旅へ出る。

 解禁となった映像は、ソーが歩んできたこれまでのシリーズの名場面や、貴重なメイキングのシーンも交えながら、スタッフ、キャストが、クリス・ヘムズワースや彼が演じるソーのキャラクターについて、さまざまな思いを語っている。マーベル・スタジオのCEOにしてMCU作品すべての制作を手がけるケヴィン・ファイギが、主人公ソー役にクリスを抜てきした“ソーの誕生”の経緯を語るシーンでは、ソー役のオーディションを受けている2009年当時のクリスの映像も蔵出し。

マーベル・スタジオ映画『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開) (C)Marvel Studios 2022

マーベル・スタジオ映画『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開) (C)Marvel Studios 2022

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 そして、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』で監督を手掛け、ソーをより魅力的で人間味のあるキャラクターへと昇華させた仕掛け人タイカ・ワイティティが、いかにソーというキャラクターを主演であるクリスと作り上げていったのかなども語っている。

 「常に楽しんで演じてきた 初作からもう10年だ。またソーを演じられるなんて夢みたいだよ」そう語るクリスの表情は、1作目『マイティ・ソー』(11年)の頃のフレッシュな印象から打って変わって、雷神ソーとして10余年歩んできたからこそ醸し出される貫禄も漂っている。

■ソーの集大成『ソー:ラブ&サンダー』への想い

マーベル・スタジオ映画『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開) (C)Marvel Studios 2022

マーベル・スタジオ映画『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開) (C)Marvel Studios 2022

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 クリスは、本作の出演について、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』での好評を受け、“ものすごいプレッシャー”があったという。「MCUで、同じキャラクターが主人公としてシリーズ4本目をつとめるのはソーが初めてだから、今までとは違うことをしたいと思っていたんだ。いつだってこのキャラクターをより良く演じたいと思っているからね。こうして再び映画を作れるチャンスを得られて、とにかく最高だよ」と、プレッシャーの中でも、ソーのこれまでと違う部分を作り上げ演じることは、クリス本人にとっても充実した作業だったようだ。

 さらに、「今回の作品で、タイカと僕はまた新たにソーのキャラクターを膨らませる機会を得たんだよ。『マイティ・ソー バトルロイヤル』から始まり、そこには心が引き裂かれるほどの傷心もあったけれど、今回、タイカはそれをロマンティック・コメディの方向に導いているんだ。それはヒーロー映画というジャンルにしては、とても独創的なものだと思うよ」と、コメント。

マーベル・スタジオ映画『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開) (C)Marvel Studios 2022

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 本作では、タイカ監督と共にこれまで以上に独創的な物語の中でソーのキャラクターを膨らませていったという。クリスは、本作でのタイカ監督との作業について、「彼は大きな子どもみたいな、天才児みたいな人なんだ。彼のイマジネーションはほかに類を見ないものだね。新しいアイデアには必ず興味を持つし、彼自身を笑わせてくれそうなものには全身で飛び込んでいく。退屈な瞬間が一瞬たりともないから、彼と仕事をするのが本当に大好きなんだ」と、タイカ監督への強い信頼関係を明かしている。

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