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今期の隠れた名作?『ナンバMG5』、低視聴率でも『マイファミリー』に迫る高満足度「よくできたドラマ」「今期ナンバーワン」

 クライマックスを迎えて盛り上がりを見せる今期ドラマ。中でも放送のたびにSNSで絶賛の声が飛び交っているのが、間宮祥太朗主演『ナンバMG5』(フジテレビ系)だ。最新のドラマ満足度調査(5月31日〜6月6日放送を対象)では3位にランクイン。話題の『マイファミリー』(1位、TBS系)や『正直不動産』(2位、NHK総合)と首位争いを繰り広げる高評価を受けている。

『ナンバMG5』(フジテレビ系)

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 『ナンバMG5』のこれまでの満足度推移を振り返ると、100Pt満点中、初回62Ptでスタート。2話目から4話目まで76Pt、81Pt、91Ptと右肩上がりで一気に上昇した。5話目では82Ptまでダウンするが、6話目で再び90Ptへ盛り返し、今週調査の7話目でも87Ptと引き続き90Pt近くを推移している。

 項目別の満足度での特徴は、「視聴量」が13Pt(20Pt満点)であるものの、「主演」「主演以外のキャスト」「ドラマ内容」「話題性」はいずれも18〜19Ptと満点に近い数字を獲得していること。視聴率は5.3%(関東地区の7話目、ビデオリサーチ)とやや伸び悩んでいる様子だが、満足度調査での評価は決して低くない。視聴率だけではドラマ人気の本質を測れないことが改めて示されている。

 視聴者から寄せられたコメントも絶賛の声が相次いでおり、「ストーリー、テンポ、キャストの皆さんの個性的なキャラクター、音楽、すべてがかみあってすごく面白いし、よくできたドラマ」(女性40代)、「今期ナンバーワン。映画化もスピンオフも希望」」(女性50代)、「主役がドラマに合っている」(男性50代)など、幅広い世代から支持を集めていることがわかった。

 さらに、「実写化ドラマとしても非常に満足度が高い」(女性20代)と、原作漫画ファンからの評価も高い。ハマり役なキャスト陣の好演、コメディと人情のバランス、映像化によるストーリーのテンポのよさなどがうまく噛み合い、総合的に質の高いドラマとして受け入れられている。漫画原作の実写化ドラマとしても、高い評価を得たと言えるだろう。

 フジテレビは同ドラマで新たに設けた「水10」枠で、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督を演出に起用し、人気漫画の実写化という大勝負に出た。大きな手ごたえを感じつつ、22日の最終回はどんな反響を集めるのか。大いに期待したい。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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