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【鎌倉殿の13人】山谷花純、大河ドラマに初出演 源頼家の側室・せつ役

 俳優の小栗旬が北条義時役で主演を務める、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の追加キャストとして、源頼家の側室・せつを演じる山谷花純の出演が決定した。山谷が大河ドラマに出演するのは今作が初となる

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 『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜氏が務め、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

 この日の発表ではそのほか、源頼家の正室・つつじを演じる北香那、善児に育てられた孤児・トウを演じる山本千尋、中世きっての名僧・慈円を演じる山寺宏一の出演が発表された。

キャスト_山谷花純

キャスト_山谷花純

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<山谷花純のコメント>
――登場人物の印象&意気込み
せつの色は、赤。つつじの色は、青。そう三谷さんがおっしゃっていました。せつは、比企家の長女として生まれ高い敷居に囲われた中でも自分の志を曲げず情熱的な愛を貫いた女性です。頼家の自由さや童心に嫉妬しつつも、それ以上に自分がなりたくてもなれない姿に憧れがあったから、偉大な父を持ち葛藤する彼を受け入れ、味方で在り続けると自分の心に誓ったのだと思います。不器用で純粋な部分がどこか頼家と似ているなと、観た方々に思っていただけたらうれしいです。

――大河ドラマ出演について
今回初めて大河に出演します。仕事を始めた小学校6年生から14年間追い求めて来た世界を目の当たりにすると普段緊張しない自分でも足の震えが止まりませんでした。垣根なく作品への想いを共有し高みを目指し続ける現場の雰囲気に感化され、遠慮なく食らいついていける環境がとても居心地良かったです。

――三谷幸喜氏について
三谷さんと初めてお会いしたのは、4年前シチュエーションコメディー「誰かが見ている」のオーディションでした。怒られる覚悟で「この作品に受からなくて良いです。ただ三谷さんと楽しい時間を過ごしたいです」とお伝えしたのが始まりでした。その日から私にとって恩師である存在が三谷さんです。三谷さんの本は、役者へのラブレターのような感覚があります。会えなくても、とても近い距離で寄り添い続け、歩く道を照らし続けてくれる、不思議な役者との信頼関係を築く方だなと今回改めて感じました。

――共演者について
頼家役の金子大地さんとは、共演歴が多く毎度高い壁にぶち当たる瞬間を共有する貴重な存在です。大河出演歴もある吉田鋼太郎さん演出の舞台で共演した際に小栗旬さんが稽古場へ足を運んでくださった時があり「小栗さんめちゃくちゃ格好いい!」っと陰で2人コソコソ話していた数年後の今、小栗さんが座長をつとめる組に自分たちが関われていて夢のようです。

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