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清水宏次朗、俳優復帰を「二つ返事で承諾」 『ビー・バップ』“城東工業のテル”白井光浩と再共演

 不安障害で芸能活動休止状態だった俳優の清水宏次朗(57)が“俳優復帰”を果たした映画『ビーバップのおっさん』が、7月24日に東京の渋谷ユーロライブにてプレミア上映されることが決定した(以降、全国で順次上映&イベント開催予定)。

映画『ビーバップのおっさん』で喧嘩っ早い藤元輝(テル)を演じる白井光浩(左)と女にモテる愛徳浩(ヒロシ)を演じる清水宏次朗(右) (C)ラフター

映画『ビーバップのおっさん』で喧嘩っ早い藤元輝(テル)を演じる白井光浩(左)と女にモテる愛徳浩(ヒロシ)を演じる清水宏次朗(右) (C)ラフター

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 80年代不良映画の金字塔『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌』(1986年)で、”城東工業のテル”こと藤本輝男を演じた白井光浩(54)の劇場公開商業映画初主演作でもあり、『ビー・バップ・ハイスクール』で愛徳高校の加藤浩志(ヒロシ)を演じた清水との再共演が実現。旧作へのオマージュを満載した映画になっている。

 白井が企画から携わり、キャスティングの段階で清水の名を一番に挙げた。白井は、「清水宏次朗さんは、近年病を患い芸能活動を休止していらっしゃいましたが、私が再会しお付き合いをさせていく中で少しずつ回復なさっていらっしゃいました。私自身、『清水宏次朗』のファンでありましたので、必ず復活してスクリーンやステージでファンを魅了する姿をこの目でまた見られるよう応援し、何かあれば協力しようと思っておりました。出演を打診した際には、二つ返事で承諾していただいた」と、明かしている。

 同映画は、喧嘩っ早い藤元輝(テル)と、女にモテる愛徳浩(ヒロシ)の、アクションあり、笑いあり、涙ありの痛快人情活劇。50代になっても二人は、それぞれ「おっさんはまだまだ負けねぇよ!」「おもしろくなるのはこれからじゃねぇか!」と、暴れまくる。

 1980年放送の『3年B組金八先生』で「腐ったミカン」こと不良生徒・加藤優を演じてた直江喜一(59)が、二人が助けるおにぎり屋の店主として出演。映画『湘南爆走族』(87年)で江口洋介織田裕二と共に暴走族「湘南爆走族」メンバーでモヒカンがトレードマークの丸川角児役を演じた村澤寿彦が丸川会長役を、大映ドラマ『ヤヌスの鏡』(85年)で性格が豹変する主人公を演じた杉浦幸が、本作でも性格が豹変する丸川の美人妻を演じる。

 『ごくせん』シリーズの熊井輝夫(通称・クマ)役で知られる脇知弘が湘南一家の組員・熊田健太を、『ミュージカル・テニスの王子様』の永山たかしがテルの宿敵の御曹司を演じるほか、約300人のオーディションから選ばれた園田あいかと杉本愛里がそれぞれテルの娘・美穂と丸川会長の娘・順子 を演じ、Tiktokで72万人以上のフォロワーを誇る岩田まありがテルのバイト先の従業員として出演する。そのほか、古今亭志ん輔が商店街の会長役、小沢和義が鬼島刑事役で脇を固める。

 脚本は、落語協会新作落語台本・脚本募集で最優秀賞(19年)など、落語台本コンクールで多くの受賞歴を持ち、本作が映画脚本デビューとなる落語作家の今井ようじ。監督は、無頼作品を多く手掛ける旭正嗣が務めた。

 音楽プロデューサーは、本田美奈子をはじめ数多くのJ-POPを手掛けてきた牧田和男と、THE ALFEEのサポートメンバーを10年担当した後、編曲家としても日本・中国で数多くの作品を手がけ北京オリンピックの閉会式音楽も担当した菊地圭介。主題歌「結び」及びイメージソング「GO! GO! A WAY」は、本作の音楽も担当したオバタコウイチ(Piano、作編曲)と川人雅代(Vocal、作詞)による音楽ユニットSacra e sole(サクラ・エ・ソーレ)が担当した。

 「ビーバップ城東のテル」というキャラクターとともに、36年生きてきたという白井は「役者として一つでも代表作、はまり役に出逢えた事を幸せに思っております」と語り、その上で「今回私を主演に、おっさんのテルを主人公に映画を製作したいとの御依頼をいただき、素直にうれしい気持ちで一杯でした」と述懐。しかも映画の内容が、本家「ビー・バップ・ハイスクール」与太郎シリーズに敬意を払ったオマージュ作品であることに感慨もひとしお。

 「実際の撮影現場では、豊富な経験を持つ宏次朗さんが私に合わせて下さり、良いコミュニケーション、コンビネーションを築くことができ、映像に反映させることができました」と手応え十分。「スタッフさんや、清水宏次朗さんをはじめ共演者の皆様が上手いこと私を神輿に担いで下さって完成した当作品…おっさんテル&ヒロシに乞うご期待!! 奮えて待て!!」と、感謝の気持ちのこもったコメントを寄せている。

 7月24日、渋谷ユーロライブでのプレミア上映(午前10時15分〜、午後1時30分〜の2回)では、白井、清水、旭監督のトークイベントも予定されている。

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  1. 1. 清水宏次朗、俳優復帰を「二つ返事で承諾」 『ビー・バップ』“城東工業のテル”白井光浩と再共演
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  • 映画『ビーバップのおっさん』キービジュアル (C)ラフター

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