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ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で5月27日より、オリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』の配信がスタート。ところが、出演者の一人に人種差別による誹謗中傷が殺到するという残念なニュースが世界中を駆け巡った。 SNSでの攻撃を訴えたのは、第1話・第2話で主人公オビ=ワン・ケノービのことを執拗に追う女性尋問官リーヴァ(別名:サード・シスター)を演じるモーゼス・イングラム。自身のInstagramのストーリーズで、人種差別を含む侮辱・誹謗中傷を受けていることを訴えたのだ。 これにルーカスフィルムは速やかに反応し、「スター・ウォーズ」公式Twitterアカウントでメッセージを投稿。「モーゼス・イングラムをスター・ウォーズファミリーに迎えることを誇りに思い、リーヴァの物語が展開することに興奮しています。彼女を貶めようとするなら、私たちが言うことはただ一つだけです。私たちは抵抗します」と、モーゼスを擁護。続けて、「スター・ウォーズの銀河には2000万種以上の知覚種族がいます。レイシスト(人種差別主義者)になることを選択しないでください」と、呼びかけた。 さらに、「スター・ウォーズ」と『オビ=ワン・ケノービ』の公式SNSアカウントに、「ユアン・マクレガーからのパーソナルメッセージ」と題した動画も投稿された。ユアンは「モーゼスにおぞましい誹謗中傷メールが届いていると聞き、胸が裂ける思いです」と表情を曇らせ、「今回起きたことには吐き気がする」と嫌悪感を顕にした。人を貶めるような攻撃的なメッセージを送る人に対してユアンは「私の中では『スター・ウォーズ』ファンではありません。この世界にレイシズムの居場所はありません」と、きっぱり。毅然とした態度を示している。 「スター・ウォーズ」では、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)に初登場したフィン役のジョン・ボイエガや『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17年)に初登場したローズ役のケリー・マリー・トランも、人種主義的攻撃の被害に遭っていた。

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  • 『オビ=ワン・ケノービ』に女性尋問官リーヴァ役で出演するモーゼス・イングラム(C)Getty Images.
  • 『オビ=ワン・ケノービ』に出演する(左から)ルパート・フレンド、ユアン・マグレガー、モーゼス・イングラム、ヘイデン・クリステンセン(C)Getty Images.
  • 『オビ=ワン・ケノービ』第1話より、オーウェン・ラーズ(左)、リーヴァ(右)ディズニープラスにて独占配信中(C)2022 Lucasfilm Ltd.
  • 『オビ=ワン・ケノービ』ディズニープラスにて独占配信中(C)2022 Lucasfilm Ltd.
  • ダース・ベイダー=『オビ=ワン・ケノービ』ディズニープラスにて独占配信中(C)2022 Lucasfilm Ltd.

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