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ソー役でおなじみクリス・ヘムズワースが新境地 不穏すぎる“人体実験”スリラー予告編

 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)“アベンジャーズ”のオリジナルメンバー、ソーとして世界的人気と知名度を誇り、最新作『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開)を控えるクリス・ヘムズワースが主演・プロデューサーを務める映画『スパイダーヘッド』が、Netflixで6月17日より独占配信開始となる。感情を操作する恐ろしい人体実験を行う天才的な男を描くミステリースリラーの本作の超異質さを随所に感じさせる予告編とキービジュアルが解禁となった。

Netflix映画『スパイダーヘッド』Netflixで6月17日より独占配信開始

Netflix映画『スパイダーヘッド』Netflixで6月17日より独占配信開始

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 舞台は近未来…とある孤島に怪しく佇む、最新鋭の機能を備えた〈スパイダーヘッド刑務所〉――。“ある恐ろしい目的”を携えた天才的な男が管理するこの施設では、感情を操作する薬を投与するという人体実験が密やかに行われていた。服用した者は、笑いが止まらない、速攻で恋に落ちる、抑えきれない欲望や耐え難い恐怖を感じる――そして最悪の場合“死”が訪れるという副作用を持つ薬。

 ある日施設にやってきたのは、後悔してもしきれない過去の罪に苦しむ男。罪から逃れる術を探し求め、治験への参加を自ら志願する。「遅れてすみません」とつぶやく男に対し、にこやかな表情で「遅くない」と返す、クリス演じる男。一見普通のやり取りだが…。

 「注入?」「承認」と言質を取られ、薬を投与された者たちはもれなく変貌。その様子を、人間ではなく単なる実験体を眺めるかのような表情で見つめる男の表情が印象的。男の口からは、「大勢の命を救える」「世界を変えられるんだ」と“正しさ”をアピールするせりふも飛び出す一方、次の瞬間映し出されるのは、血だけがこびりついた無人の部屋…。「いい世界になる」と力説する男の行為は本当に正しいのか…。そして、男の“真の恐るべき目的”とは――?

 予告編では、そんな施設での実験の一端が垣間見える一方、美しい風景や建物、音楽とのコントラストが、物語の異質さを助長させ、恐ろしい展開を予感させる。

 物腰柔らか“風”だが怪しさ満点な刑務所の管理者を演じる、クリス・ヘムズワースのほか、人体実験を志願し、施設に波乱を巻き起こす男を、『セッション』(15年)、『ファンタスティック・フォー』(15年)、そして『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)にも出演するマイルズ・テラー

 監督は、『トロン:レガシー』(10年)、『オブリビオン』(13年)、そして、トム・クルーズ主演作『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)を手がけたジョセフ・コシンスキーが務める。

 さらに、斬新なキャラクターと展開で熱狂的ファンを生んだ『デッドプール』(16年)、『デッドプール2』(18年)の製作総指揮・脚本コンビ、レット・リース&ポール・ワーニックがこの不可解で独創的な物語を書き上げた。

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