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ダチョウ倶楽部・上島竜兵さんの訃報 芸人界で悲しみ広がる “根っからの子分肌”で多くの人に愛される

 お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部上島竜兵さんが、11日に死去した。61歳だった。突然の訃報に、芸人界を中心に悲しみが広がっている。

ダチョウ倶楽部・上島竜兵さん (C)ORICON NewS inc.

ダチョウ倶楽部・上島竜兵さん (C)ORICON NewS inc.

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 ずん飯尾和樹は、日本テレビ系『ZIP!』内で「年齢的にも、ちょっと信じられない気持ちでいっぱいですね。びっくりしました」と言葉を振り絞った。極楽とんぼ加藤浩次は、同局系『スッキリ』内で「僕もびっくりしているんですけど…」と戸惑いを口にしながら「どの現場でも変わらず、後輩の僕たちにも話しかけてくれて。気さくに話をさせていただいたこともありました。『めちゃイケ』で、熱湯風呂の形で、ダチョウ倶楽部さんに教えていただくことが初めてできたことがうれしくて、一緒に熱湯風呂の芸をできたのがすごくうれしくて…。ちょっとね、考えられないというか」と語った。

 ダチョウ倶楽部がブレイクするきっかけとなった『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』内で共演していたガダルカナルタカは『ミヤネ屋』の中で「気持ちの整理がうまくできなくて。これだけファンが多い人なので、ちゃんと気持ちを伝えないといけないなと思いながら、できるかなと…。実感として、自分の中にないというのもあって。リーダー(肥後克広)とか、寺門(ジモン)とは連絡が取れたのですが、オレの中で不安に思っているのは、奥さんと、20年以上マネージャーをやっている子と連絡が取れていないので、相当参っているだろうなと。とても複雑な状況なので」と率直な心境を打ち明けた。

 その上で「教えることもたくさん教えていきながら、そういうことをやっていく度にどんどん、ダチョウや竜ちゃんがみんなから支持してもらえるようになったことがうれしくて」としみじみ。「根っからの子分肌なんです。先輩にも後輩にも甘え上手で、いろんな人にかわいがってもらえるやつだったので。いろんな先輩がかわいがってくれましたよね」と天を仰いでいた。

 EXIT兼近大樹は、フジテレビ系『めざまし8』の中で、涙ながらに「もちろん、テレビとかで共演は、していたんですけど…。いろんな背景があるので、安易に想像してコメントはできないのですが、生まれる前から芸人をやられていたので、憧れもあって。ダチョウ倶楽部とEXITで、レジェンド芸人のリアクションを学ぼうとかもやらせてもらって。コロナ禍で『新しい笑いを…』っていう話もしていて。コメントできないです」との思いを吐露。りんたろー。も涙を浮かべながら「共演させていただいた時も、ドッキリで僕の母に電話がつながっているっていうのがあったんですけど、上島さんが涙を流して『りんたろー。頑張っていますよ』と言ってくれて…。相手の立場になって考えてくれて。いろんなプレッシャーもあったと思うし、向こうではそういったものから解放されて、楽しく過ごされているといいなと思います」としのんだ。

 バナナマン設楽統は『ノンストップ!』(同局系)内で「何度も共演させていただいているんですけど、普段のイメージとは違う、物腰が柔らかい方なんですけど、これからダチョウさん3人で芸をやっているところが見られないと思うと、すごく悲しいです」と語り、おぎやはぎ小木博明は、同局系『ポップUP!』に出演し「ショックです。信じられないというか。最近もお仕事をさせてもらったんですけど、そういう感じは受け取れなかった。団体芸とかお約束を築き上げた方ですから、一緒に番組出ると楽しいんですよ。そういった方で、またすごくやさしいんです。本当に低姿勢で接してくれる大好きな先輩だったので、今でもショックです」と神妙な表情でコメント。

 矢作兼も「先輩なんだけど、後輩みたいな扱いをできるような、自然と集まってくる感じの人柄がものすごくいい人で。朝知った時に、いまだに『えー』って、まだ何も言えない感じ。ただただショックで、残念で仕方ない。理由はひとつじゃなくて、何個もあると思うのですが、何もわからないことだらけなので…」と話していた。

 上島さんは1961年1月20日生まれ。兵庫県出身。高校卒業後、俳優を志し上京。その後、お笑い芸人の道に進み、85年にダチョウ倶楽部を結成した。肥後克広・寺門ジモンとともにバラエティー番組で活躍し、「聞いてないよォ」(93年の流行語大賞大衆部門・銀賞)「ヤー!」「ムッシュムラムラ」などのギャグで人気を博した。

 また「絶対に押すなよ!」と言いつつも熱湯風呂に落とされるギャグのほか、帽子を回転させてかぶり直す「くるりんぱ!」、互いに怒りながら次第に近づいてキスをするギャグなど、幅広い世代に親しまれた。

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