俳優の役所広司(66)、映画監督のヴィム・ヴェンダース(76)、建築家の安藤忠雄が11日、都内で行われた『THE TOKYO TOILET Art Project with Wim Wenders』記者発表会に参加した。 日本でも人気のドイツ出身の映画監督であるヴィム・ヴェンダースが自身の最新作を渋谷を舞台に撮影することが決定。このプロジェクトでは、世界的に活躍する16人の建築家やクリエイターがそれぞれの個性を発揮して、2020年から東京・渋谷区内17ヶ所の公共トイレを新たなデザインで改修し、現在までに12ヶ所が完成している。 トイレは従来のイメージを刷新し、日々の生活に共存するアートに昇華され、日本だけでなく海外からも大きな注目を集めている。今回、ヴェンダース監督は現在の東京・渋谷の街、THE TOKYO TOILETで改修された公共トイレを舞台に映像製作を行う。2011年以来の来日で東京・渋谷の街並みやプロジェクトのトイレなどを視察しながら、シナリオハンティングを敢行した。
2022/05/11