この5月、NHKで大規模に展開されるプロジェクト「君の声が聴きたい〜子どもに笑顔を 大人に気づきを〜」。子どもや若い世代の声を聴き、その声に向き合って制作した番組を6日から14日までの9日間にわたって放送する。子どもや若い世代の「テレビ離れ」が言われて久しく、「子どもや若者向けの番組は視聴率が取れない」と敬遠され、「うちには関係ない」と無関心を決めこむ声も聞こえてきそうだが、心のどこかで、将来を担う子どもや若い世代の声に向き合わないといけないと感じている人は意外といるのでは? プロジェクトの担当者の一人、岡本朋子チーフ・プロデューサーに狙いを聞いた。 NHKでは2019年度「#もしかして...虐待を考えるキャンペーン」や21年度「#学びたいのに~いま、学びを守ろうキャンペーン」を行ってきたが、「なかなか視聴者の方に気づいてもらえない」という反省があったという。
2022/05/05