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ジャレッド・レト、『モービウス』次回作に言及「クロスオーバーは予想外であるほど面白い」


 ソニー・ピクチャーズによる『ヴェノム』、『スパイダーマン』に続く新しいマーベル原作の映画『モービウス』(公開中)で主演を務めたジャレッド・レトのインタビュー映像が公開された。「今後の作品の中で、さらに多くのことが明かされていくだろう」と 、次回作への意欲を見せている。

映画『モービウス』(4月1日公開)(C)2022 CTMG. (C) & TM 2022 MARVEL. All Rights Reserved.

映画『モービウス』(4月1日公開)(C)2022 CTMG. (C) & TM 2022 MARVEL. All Rights Reserved.

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 ジャレット・レトは『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000年)でヘロイン中毒の青年を演じ、『ダラス・バイヤーズクラブ』(13年)ではアカデミー助演男優賞を獲得するなど、高い集中力で演技に挑み、大きな成功を収めてきた。本作で主人公の天才医師マイケル・モービウスを演じるにあたって、入念なリサーチをしたという。

 「マイケル・モービウスは、血の難病を患う天才医師で死の淵にいる。だが、治療法が見つかり自分が完治すれば、医者として他の患者を助けられるかもしれない。しかし、物語の冒頭で観客が目にするマイケルは、やせ細りかなり弱っている。歩く時も松葉杖を使っており、症状は目に見えて急速に悪化していく。そして、マイケルは旅に出てある実験を試みる」と、キャラクターについて説明。

 「本作はモービウスのオリジン・ストーリーだ。彼自身が自分は何者で、自分に何ができて、何ができないかを知っていく。だが、全貌は見えてない。それがこのキャラクターの面白いところだ。今後の作品の中で、さらに多くのことが明かされていくだろう」と 、次回作への意欲を見せる。

 自分の病気、さらには同じように苦しむ人々の病気を治せるのではないか、という期待を抱き、洞窟で捕らえたコウモリを使った過激な治療法を試したモービウス。死期の迫った病人から強靭なキャラクターへと変わるモービウスを演じるために、ジャレット・レトの役作りは肉体面にも及んだ。

 「本作で明かされる能力の1つが飛行能力だ。ただ飛ぶのではなく、風の力を利用してユニークな飛び方をする。筋肉とスピードも手に入れる。さらに面白い能力としては、バットレーダーがある。どう表現するかという面でも非常に面白かった。バットレーダーとは、言ってみれば聴力で物を見る能力だ。周囲の状況を反響音で把握するんだ」と、治療で得たモービウスのスーパーパワーを明かし、よく映像化できている、と感心する様子も見せる。

 本作はスパイダーマンとヴェノムをフィーチャーした「ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクターズ」に属する。

 「怖い要素もあり、大迫力のアクションもあり、冒険要素もある。観客に推測させる部分や、驚かせる部分もある。すべての要素が絡み合っている。大作ならではの、満足感がありながら、『ジキルとハイド』のようなキャラクターの複雑性もある」と、たくさんの魅力が詰まっている作品であることをアピール。

 さらに、「ファンはどうなってほしいと思うか楽しみだ。モービウスの今後には無数の選択肢がある。誰かと対決もあるし、スパイダーマンと組む可能性もある。ヴェノムと組むのもいい。クロスオーバーは予想外であるほど面白い。何が起こるか誰にもわからない」と、語っている。

 本作は現地時間4月1日に全米4268館で公開され、週末3日間(4月1日〜3日)で興行収入3910万ドル(約48億円)を稼ぎ、全米オープニングNo. 1スタートを切った(※4月4日付Box Office Mojo調べ、1ドル=122円換算、4月4日現在)。全米以外の海外でも62マーケットで公開され、42マーケットで初登場1位を獲得。日本でも4月1日に公開がスタートし、土日2日間で動員10万1494人、興収1億6062万4180円となり4位に初登場、洋画実写では1位だった。

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