現地時間27日(日本時間28日)、米ロサンゼルスで開催された「第94回アカデミー賞」授賞式で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督、主演の西島秀俊、共演の岡田将生、霧島れいからが授賞式直後に現地で取材に応じた。また、仕事のため参加できなかった出演者の三浦透子のコメントも紹介する。
なお、日本映画が国際長編映画賞(旧称:外国語映画賞)を受賞するのは、2009年開催の第81回、滝田洋二郎監督作『おくりびと』以来となる。
――率直な感想をお聞かせください。
【濱口】ありがとうございます! うれしいです! ノミネートされることだけでも本当にすごいことだと思っていたので、こうして受賞ができるとは本当に思っていなかった。ありがたいことだと思っています。
【西島】本当にうれしいです。会場でたくさんの方に「この作品を観た、素晴らしかったよ」と言っていただいて。改めてこの作品が、国や言葉を越えていろんな人の心に深く響いたんだなと会場ですごく感じました。とても幸せです。
【岡田】素直に本当にうれしくて、あの場にいれたことがよかったなと思いますし、『ドライブ・マイ・カー』とタイトルが言われた時にみんなで立ち上がって、みんなで抱きしめあってるその瞬間は一生忘れない出来事なんだろうなと思ってます。
【霧島】私も素直に心からうれしい気持ちでいっぱいです。たくさんの方におめでとうと言っていただいて、どれだけたくさんの方の心に届いたのか、ということが実感できて、本当に、本当にうれしいです。
――オスカー像を手にしての感想は?
【濱口】重いです(笑)。ポン・ジュノ監督が2年前に取ったとき、片手で軽々と持ち上げられていたので、意外と軽いのかなと思っていた。重かったのでびっくりしました。
――どういう方が声をかけてきましたか?
【濱口】スティーヴン・スピルバーグ監督から「おめでとう。この映画にふさわしいものだ」と言っていただきました。スピルバーグさん自身もこの映画がとても好きだと言ってくださって、本当にすごい日だなと思いました。
――映画の名前が呼ばれたときの感想は?
【西島】監督のこの凄い才能がもっともっと世界に広まってほしいなと、いち映画ファンとして思っているので本当にうれしくて、濱口監督おめでとうございますという気持ちでいっぱいです。
【岡田】本当に、こんなことがあるんだなあ、と。素直に体が反応して、心が動いて。皆さんと喜びを分かち合えたのは本当に良かったなと、その瞬間に思いましたね。
【霧島】すごく緊張していたのですが、耳に入ってきた瞬間に感情が素直にわーっとあふれてきて、体も反応してしまいました。
――4部門ノミネート、13年ぶりの国際長編映画賞受賞。日本の映画界にとって今後、この作品がどんなものになると思いますか?
【濱口】それは、今後の皆さんが決めてくださればいいなと思っています。ただ、プロデューサーの方たちの尽力のおかげあって準備にとても時間をかけることができたのはとても貴重なことだったと思っています。いわゆる商業映画というものを作って2本目ですが、みなさんが準備の大切さというものを理解して作ってくださったということは感じていて、準備に時間をかけたことによってこういう結果が得られているということは言いたいですし、参考にしてやってみたいという方がいてくれたらそれはすごくありがたいと思います。
この「時間をかける」ということは大事なことで、その意志さえあれば、急き立てられるように仕事をすることもないし、お互いをリスペクトするような環境も生まれやすいと思う。これは映画界だけに限らないことで、「このことに価値があるんじゃないか」と思うことを時間をかけてやる、ということができたら、それは今より少し幸せなことなんじゃないか。そういう実例だと思っているので、そういう風に思っていただけたらすごく有難いなと思います。
■三浦透子のコメント
国際長編映画賞の受賞、本当におめでとうございます! 皆さんの姿、とてもかっこよかったです。『ドライブ・マイ・カー』という作品に関われたこと、誇りに思います。改めて、この作品からいただいた全ての出会いと経験に、心から感謝申し上げます。濱口さん、スピーチ届きました。胸がいっぱいです。
なお、日本映画が国際長編映画賞(旧称:外国語映画賞)を受賞するのは、2009年開催の第81回、滝田洋二郎監督作『おくりびと』以来となる。
――率直な感想をお聞かせください。
【濱口】ありがとうございます! うれしいです! ノミネートされることだけでも本当にすごいことだと思っていたので、こうして受賞ができるとは本当に思っていなかった。ありがたいことだと思っています。
【西島】本当にうれしいです。会場でたくさんの方に「この作品を観た、素晴らしかったよ」と言っていただいて。改めてこの作品が、国や言葉を越えていろんな人の心に深く響いたんだなと会場ですごく感じました。とても幸せです。
【岡田】素直に本当にうれしくて、あの場にいれたことがよかったなと思いますし、『ドライブ・マイ・カー』とタイトルが言われた時にみんなで立ち上がって、みんなで抱きしめあってるその瞬間は一生忘れない出来事なんだろうなと思ってます。
【霧島】私も素直に心からうれしい気持ちでいっぱいです。たくさんの方におめでとうと言っていただいて、どれだけたくさんの方の心に届いたのか、ということが実感できて、本当に、本当にうれしいです。
――オスカー像を手にしての感想は?
【濱口】重いです(笑)。ポン・ジュノ監督が2年前に取ったとき、片手で軽々と持ち上げられていたので、意外と軽いのかなと思っていた。重かったのでびっくりしました。
――どういう方が声をかけてきましたか?
【濱口】スティーヴン・スピルバーグ監督から「おめでとう。この映画にふさわしいものだ」と言っていただきました。スピルバーグさん自身もこの映画がとても好きだと言ってくださって、本当にすごい日だなと思いました。
――映画の名前が呼ばれたときの感想は?
【西島】監督のこの凄い才能がもっともっと世界に広まってほしいなと、いち映画ファンとして思っているので本当にうれしくて、濱口監督おめでとうございますという気持ちでいっぱいです。
【岡田】本当に、こんなことがあるんだなあ、と。素直に体が反応して、心が動いて。皆さんと喜びを分かち合えたのは本当に良かったなと、その瞬間に思いましたね。
【霧島】すごく緊張していたのですが、耳に入ってきた瞬間に感情が素直にわーっとあふれてきて、体も反応してしまいました。
――4部門ノミネート、13年ぶりの国際長編映画賞受賞。日本の映画界にとって今後、この作品がどんなものになると思いますか?
【濱口】それは、今後の皆さんが決めてくださればいいなと思っています。ただ、プロデューサーの方たちの尽力のおかげあって準備にとても時間をかけることができたのはとても貴重なことだったと思っています。いわゆる商業映画というものを作って2本目ですが、みなさんが準備の大切さというものを理解して作ってくださったということは感じていて、準備に時間をかけたことによってこういう結果が得られているということは言いたいですし、参考にしてやってみたいという方がいてくれたらそれはすごくありがたいと思います。
この「時間をかける」ということは大事なことで、その意志さえあれば、急き立てられるように仕事をすることもないし、お互いをリスペクトするような環境も生まれやすいと思う。これは映画界だけに限らないことで、「このことに価値があるんじゃないか」と思うことを時間をかけてやる、ということができたら、それは今より少し幸せなことなんじゃないか。そういう実例だと思っているので、そういう風に思っていただけたらすごく有難いなと思います。
■三浦透子のコメント
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2022/03/29