ピアニストでYouTuberのハラミちゃんが、3月31日に生放送される俳優・勝地涼主演のフジテレビ・スペシャルドラマ『生ドラ！東京は24時』に生演奏で出演すると30日、発表された。

　番組は全編生放送、そしてドラマブロックを完全ワンカットで放送する、前代未聞の“生ドラ”企画。本作の舞台は、深夜24時を過ぎた東京。日付が変わっても、この街は決して眠らない。コンビニで働いている人、会社で残業している人、夫婦げんかをしている人、今まさに泥棒に入ろうとしている人…時に人生が変わるドラマティックな瞬間が起こるかもしれない時間帯。そんな24時の東京に生きる市井の人の物語を、まさに「何が起こるかわからない」ワンカット生放送で描く。番組ナビゲーターを担当するのは八嶋智人、脚本・演出を担当するのは新進気鋭の劇作家・奥村徹也（劇団献身）。

　東京、24時30分すぎ。とあるカラオケ店の一室にて。座長・飯島（いいじま／勝地）率いる「劇団大崎ベイビーズ」のメンバーが結婚式でやる余興の練習をしている。本番はあした。結婚するのは、劇団のかつての看板俳優だ。そこに当の新郎が駆けこんで来る。そして突如「結婚をとりやめにしたい」と言い出した。新郎から語られる新婦の衝撃的な過去。さらに、そこに新婦もやってきて事態は予想外の展開に。座長、劇団員、新郎、新婦。さまざまな思惑が絡まる中、結婚の行方は。深夜のカラオケボックスでいつまでも青春にしがみつく男たちのシチュエーションコメディーとなっている。

　ハラミちゃんは「ピアノを身近な存在にする」を目標に、YouTubeを中心に活躍しているポップスピアニスト。自身のYouTubeチャンネル『ハラミちゃん〈harami_piano〉』の登録者数が195万人（※3月29日時点）を突破するなど絶大な人気を誇っている。そんなハラミちゃんが、いまだかつてない“生ドラ”をピアノ演奏でさらに盛り上げる。

　なお番組公式ツイッターでは勝地にやってほしい、勝地が小劇場界で一世を風靡（ふうび）したという設定の“モノマネネタ”を「＃（ハッシュタグ）東京は24時」「＃勝地涼にやってほしいモノマネ」で募集中。視聴者投稿から選出されたネタは、生放送のドラマ中に勝地に伝えられ、即興で“モノマネネタ”を披露する予定だ。

　また放送終了後、勝地、八嶋ら出演者、奥村監督が生放送を振り返る『生ドラ！東京は24時　生で大反省会SP』（3月31日深1：25）をFODにて生配信する。

■ハラミちゃんコメント

――今作のオファーを聞いた際の心境について
「生ドラマに生BGMなんて前代未聞で驚きました。ストリートピアノなどでリクエストに応えるときの即興感が私はゾクゾクして大好きで、今回はセリフやシーンに合わせた即興…うわぁ是非やりたい！と思い引き受けさせていただきました」

――視聴者へメッセージ
「今回ドラマに生BGMということで初の試みで不安でドキドキですが、自分自身もドラマの中に入った気持ちで精いっぱい、弾かせていただきます！ 前代未聞のチャレンジを楽しみにしていてください！」