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レジャバ駐日ジョージア大使、隣国の立場から明言「ウクライナが強い」 映画イベントで心境語る

 ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使が17日、東京・神保町の岩波ホールで映画『金の糸』(公開中)のトークイベントに参加した。

隣国の立場からウクライナへの心境を語ったティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使 (C)ORICON NewS inc.

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 ロシアによるウクライナ侵攻。ジョージアは、ウクライナの隣国となる。レジャバ氏は冒頭で「ロシアによるウクライナの侵攻などありまして気持ちも落ち着かない。きのうも地震がありました。なかなか大変な心境。この場では、政治的なこと、外交的なことは発言せずにいきたい」とたんたんと語った。

 そして「これは政治的な発言じゃないと思う」とした上で、「今回の戦争において、いろんな意見があると思いますが、1つ確実に言えるのは非常にウクライナが強い。ロシア側から見ても、そうなんじゃないか。その点だけ、自分の気持ちを表明したい」と口にしていた。

 ジョージア映画界を代表する女性監督ラナ・ゴゴベリゼ監督の作品。トビリシの旧市街の片隅で、生まれた時からの古い家で娘夫婦と暮らしている作家のエレネ。彼女の79歳の誕生日だが、家族の誰もが忘れていた。娘は、姑のミランダにアルツハイマーの症状が出始めたので、この家に引っ越しさせるという。ミランダはソビエト時代、政府の高官だった。そこへ突然、60 年前の恋人アルチルから電話がかかってきて…、という物語。

映画『金の糸』トークイベントに参加したティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使 (C)ORICON NewS inc.

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 ラナ監督と対談したというレジャバ氏は「ラナ監督自身も戦争によって多大なる影響を受けた。彼女は、お父様を大粛清の中で殺害された。トラウマを受けたと話しておりました。お母さまともしばらく会えなかった。幼いときに、そういうことがあると重いトラウマになるということは想像に難くない」と話す。ラナ監督は、レジャバ氏に「トラウマがあると、その経験を乗り越えようと抗うような営みを始める。それは精神に関わるもの。トラウマがあるままだと社会的な活動は厳しい。トラウマは、なんとか乗り越えなければならない」と伝えたそう。レジャバ氏は「彼女は芸術家。創作する人間。直接、本人から聞けたのは納得しました」と振り返っていた。

 その後も、さまざまな考察を交えてトークを実施。広い見識を示したが、レジャバ氏は「私は外交官です、映画評論家じゃないです」と笑っていた。

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