俳優の細田佳央太が主演するテレビ朝日系ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』（毎週土曜　後11：00）。きょう12日に第9話が放送される。

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　女性アイドルプロデュースの名手としても知られる秋元康氏にとって初の「イケメン」だらけの学園ドラマ。細田演じる平凡な高校生・池田龍馬が個性豊かなイケメン高校生たちと「全国選抜高等学校イケメン大会」（通称・選抜イケメン大会）という目標に向かって競い合いながら突き進む姿を描く。

　先週放送の第8話のラストで、絶対的エースイケメン・柳一星（宮世琉弥）が幼なじみの桜井カンナ（遠藤さくら）に告白する場面を目撃してしまった龍馬。絶対的エースイケメンを前に、勝ち目はないと落ち込み、膝を抱えて縮こまり、動揺で思考も止まった様子。ただ、龍馬と柳はお互いを恋のライバルとして認め合った仲。何も言わない、行動しない龍馬を見て柳はイラ立ち、「俺と同じリングに上がって来い！」と、果たし状を突き付ける。そして、なぜか龍馬と柳はボクシングで対決することに。柳は「負けた方がカンちゃんをあきらめる、いいな？」と龍馬をたきつけると、ゴングが鳴り試合開始。本気で龍馬に挑む柳、龍馬は柳の顔を殴ることに躊躇（ちゅうちょ）してしまう。はたして、勝負の行方はどうなるのか。負けた方はカンナをあきらめることができるのか。

　第9話では柳と龍馬がまさかの体を張った真っ向勝負に挑む一方で、リングの外でも恋に絡んだ動きを見せる。カンナに告白した柳だったが、その後カンナを呼び出した柳がまさかの涙。その裏には何か事情あり…。その涙の真相が明らかになる。そして、柳との勝負の末に、龍馬は意を決してある行動に。はたして、龍馬がとった行動とは。フツメンだけど他にはない魅力を持つ龍馬と、絶対的エースイケメンで幼なじみの柳の間で揺れるカンナ。一体どんな決断を下すのか。

　いよいよイケセン大会最終候補者5人が決定する日が5日後に迫り、イケセン候補者たちはラストスパートをかけて、イケメン磨きに熱が入る。その裏で、風間勇気コーチ（速水もこみち）はこれまでも吐血するなど、体調に異変をきたが、さらに悪化…。それでも風間がイケセン候補者たちにコーチとして伝えたいことがあった。それは、第8話の最後で語っていた「僕と同じ過ちを犯してほしくない」という言葉に関係していて。伝説のイケメンとしての背負ってきた“影”の真相が、ついに明かされる。風間の過去に一体何が。そして、イケセン候補者たちに伝えたいこととは。

　第9話は、クライマックスに向けて物語が加速する。