東日本大震災から11年を迎える今年、TBSでは3月5日から9日間、東日本大震災11年プロジェクト「つなぐ、つながる」を展開している。同プロジェクトのテーマはふたつ。被災地の若者たちによる新しい挑戦と、震災と津波から命を守るための最新の防災事情となる。 前者ではガレキの撤去から環境保護へと前進した三陸のボランティアダイバーや、自らの震災経験から“最強の防災アプリ”を開発したエンジニア、過疎に悩む気仙沼に夢を持って移住した若い女性たちなど、被災地で活躍する若者たちを取り上げる。 高齢化が進む日本において、若者が中心となってアイデアを出し合い、SDGs(持続可能な開発目標)の考え方で町を再生していくという先駆的な試みを通し、彼らがどんな未来を見つめているのかを追う。後者では、最新の防災研究の視点から、当時の避難行動を分析、検証した結果を伝える。
2022/03/07