ラオスで狩猟採集を続けるムラブリ族を追ったドキュメンタリー映画『森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民』(3月19日より全国順次公開)に出演・現地コーディネーター・字幕翻訳を手がける言語学者・伊藤雄馬のオフィシャルインタビューが届いた。 6ヶ国語を自由に話せる伊藤は、ラオスで狩猟採集を続けるグループへの接触を試み、世界で初めて、ムラブリ族の謎めいた生活を撮影することに成功。ムラブリ族は言語学的に3種に分けられることが判明し、お互い伝聞でしか聞いたことのないタイの別のムラブリ族同士が初めて会う機会を創出する。また、今は村に住んでいるタイのムラブリ族の1人に、以前の森の生活を再現してもらうなど、消滅の危機にある貴重な姿をカメラに収めた。
2022/03/06