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木村拓哉主演『未来への10カウント』に内田有紀 30年ぶりテレビドラマ共演 安田顕、柄本明、市毛良枝ら出演

 木村拓哉と脚本家・福田靖氏が7年ぶりにタッグを組む、テレビ朝日系木曜ドラマ『未来への10カウント』(毎週木曜 後9:00)。大人キャストが5日、解禁となった。

テレビ朝日4月期木曜ドラマ『未来への10カウント』のキャストたち (C)テレビ朝日

テレビ朝日4月期木曜ドラマ『未来への10カウント』のキャストたち (C)テレビ朝日

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 木村演じる生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメント作品。青臭くもがむしゃらな熱を秘めた高校生たちと真剣に向き合う中、自らも変化を遂げ、新たな未来に向けて走り出していく桐沢。世代を超えた青春群像劇となる。

 桐沢にとって大きな存在となるのは、安田顕が演じる親友・甲斐誠一郎。高校時代にボクシング部で苦楽を共にした桐沢を再生させるため、真っ先に動き出す男。度重なる不運を経て生きる希望を失った桐沢を心配し、母校・松葉台高校ボクシング部のコーチに就任させようとする甲斐。やがては、満島ひかり演じるヒロイン・葵をめぐり、恋の三角関係にも発展するなどスパイスを効かせる男を、緩急ある芝居でテレビドラマで木村と初共演となる安田が魅せていく。

 甲斐と共に桐沢をコーチにしようと奔走するのが、柄本明が演じるボクシング部の元監督・芦屋賢三。絵に描いたような鬼監督で、ぶっきらぼうでありながらも情に厚く、教え子たちに並々ならぬ愛情を注ぎ続ける芦屋。物語のここぞという局面で力強く支えていく。

 そんな芦屋をおおらかに支える妻・珠江を演じるのは、市毛良枝。夫はもちろん、彼が愛情を注ぐ教え子たち=桐沢や甲斐のことも温かく見守りながら、必要とあればたしなめる。そんな慈愛に満ちた女性を、市毛がほっこりと演じる。

 かたや、桐沢の過去を知る人物の中で異色な存在を演じるのが、木村と30年ぶりにテレビドラマ共演を果たす内田有紀。演じるのは松葉台高校の校長・大場麻琴。結婚して姓は変わっているが、芦屋夫妻の娘で、松葉台高校ボクシング部の元マネージャー。1学年先輩である桐沢ともボクシング部で交流のあった人物。ところが、今や我が校を日本一の進学校にしようと躍起になっている麻琴は、ボクシング部を潰そうと画策し、桐沢にも敵意を見せる。前回の共演作『その時、ハートは盗まれた』(1992年)でも高校の先輩・後輩を演じた木村&内田。2人が30年の時を経て新たに演じるノスタルジックな関係のゆくえにも注目だ、

 桐沢がボクシング部コーチとして舞い戻る母校・松葉台高校の教諭陣も、個性豊か。木村&脚本の福田氏と『HERO』シリーズでもタッグを組んだ八嶋智人が演じるのは、元ボクシング部顧問の理科教諭・間地真実。過去の個人的な経験からボクシングを心から憎んでおり、桐沢をはじめとするボクシング部関係者に嫌味を連発する男となる。

 また、間地とつるむ進学担当の数学教諭・日比野雅也を馬場徹、体育教諭・坂巻勝夫を体操芸人・オラキオが演じる。彼らを俯瞰する成熟した英語教諭・大野倫子の富田靖子が演じる。生瀬勝久が演じる教頭・猫林は校長である麻琴の腰巾着。麻琴の密命を受け、ボクシング部を潰す口実となる材料を日々探し回っている要注意人物となる。

 主人公・桐沢と高校生たちが織りなす世代を超えた青春群像劇で、もう1つの主軸をなす大人たちの物語も見逃せない。

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