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『相棒』“4代目”冠城亘、最後の事件は因縁キャラが勢ぞろい 木村佳乃、榎木孝明、柄本明ら登場

 俳優の水谷豊反町隆史のコンビによるテレビ朝日系人気ドラマ『相棒 season20』(毎週水曜 後9:00〜9:54)。2015年10月以来、7年にわたって関係性を築いてきた特命係の杉下右京(水谷豊)×冠城亘(反町隆史)。亘を演じる反町は今シーズンいっぱいで『相棒』から卒業することが決定した。右京の相棒として歴代最多出演記録を持つ亘が卒業の時を迎える。亘のラストエピソードとなる『冠城亘最後の事件―仇敵』は、16日から2週連続で前後篇スペシャルとして放送される。

『相棒season20』より (C)テレビ朝日

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 2015年10月14日放送の『season14』第1話で、法務省のキャリア官僚として登場した冠城亘。人事交流の一環で警視庁に出向してきた当初は“お客様扱い”され、右京からも“単なる同居人”と呼ばれていた。しかし、さまざまな事件の捜査に当たるうち、右京に興味を抱いた亘は『season15』で法務省を辞し、志願して特命係へ。以降、右京と亘それぞれの正義が摩擦を起こす場面がありながらも、2人は深い信頼で結ばれていった。

 そんな冠城亘が最後に挑む事件。それは、かつて大物政治家・鑓鞍兵衛(柄本明)への襲撃事件を引き起こした男・京匡平の出所からはじまる。鑓鞍を“仇敵”として恨み続け、獄中でリベンジを誓っていたのだった。京は本当に鑓鞍を再襲撃するつもりなのか。折しも、総選挙間近。さまざまな人物の思惑が入り乱れる中、特命係は京の仇討ちを阻止することができるのか。

 亘の卒業という大きな節目にふさわしく、この前後篇には過去、特命係と駆け引きを繰り広げ、亘とも深い因縁のあるキャラクターが登場。政界への返り咲きを狙う元衆議院議員・片山雛子(木村佳乃)、亘の元上司であり、特命係を敵視する法務省法務事務次官・日下部彌彦(榎木孝明)、敵か味方かわからない“怪物”鑓鞍兵衛、その鑓鞍の後ろ盾で内閣情報調査室トップに上り詰めた社美彌子(仲間由紀恵)らが登場し、複雑なミステリーが展開される。また、京の恩人・王隠堂鷹春役で勝野洋、その娘・美馬役で酒井美紀がゲスト出演。亘の卒業というスペシャルなエピソードに豪華実力派キャストがそろう。

『相棒season20』より (C)テレビ朝日

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 亘の卒業に向けて、7日から『ゴゴワイド』枠で、これまでの歩みを振り返ることのできる「冠城亘セレクション」の放送が決定した。相棒公式ツイッターで人気のエピソードを中心に、右京と亘の軌跡をたどるスペシャルラインアップとなる。さらに、7年間の亘の活躍を特集した「冠城亘 メモリアルPR」も公式サイト、公式SNSにてきょう2日から公開される。“あの事件”、“あの瞬間”の冠城亘がよみがえる『相棒』ファンなら見逃すことのできない貴重映像が満載となる。

 また、きょう2日は、第17話『米沢守再びの事件』を放送。名物キャラ・米沢守(六角精児)が、4年4ヶ月ぶりに『相棒』の世界に登場する。米沢が遺体の第一発見者に…。特命係と米沢がタッグを組んで、存続の危機に立たされたローカル鉄道をめぐる事件に挑んでいく。右京、亘、米沢の3ショットが見られるのは、この第17話がラストとなる。

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