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池井戸潤の傑作群像劇「シャイロックの子供たち」(文春文庫)が、ドラマ化に続いて、映画化されることが明らかになった。池井戸原作を長瀬智也主演で映画化した『空飛ぶタイヤ』(2018年)の本木克英監督と製作チームが再集結。2023年公開を予定している。配役の発表が楽しみだ。 タイトルの「シャイロック」とは、シェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」に登場する、強欲な金貸しのこと。原作小説は、銀行の支店で起こった現金紛失事件を発端に、疑われる女性行員、ミスを隠したい銀行、さらに別の男性行員の失踪――事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤、銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さを鮮烈に描いた群像劇。

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  • 池井戸潤の傑作群像劇「シャイロックの子供たち」映画化、映画『空飛ぶタイヤ』チーム再集結 (C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
  • 「シャイロックの子供たち」池井戸潤(文春文庫)

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